株価指数先物【昼】 短期的なリバウンドを想定したロング対応
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日経225先物は11時30分時点、前日比220円高の4万2520円(+0.52%)前後で推移。寄り付きは4万2510円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2505円)にサヤ寄せする形から、買い先行で始まった。直後につけた4万2530円を高値に軟化し、中盤にかけて4万2260円まで売られる場面もみられた。ただし、売り一巡後はショートカバーが入りプラス圏を回復。終盤にかけて朝方につけた高値を突破し、4万2540円まで上げ幅を広げた。 日経225先物は買い先行で始まったが、4万2500円水準で強弱感が対立するなか、戻り待ち狙いのショートに押される形になった。しかし、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]、ディスコ<6146>[東証P]など、指数インパクトの大きい値がさ株の一角がプラス圏で推移しており、再び4万2500円を突破してきた。ショートカバーを誘う動きに向かわせそうであり、短期的なリバウンドを想定したロング対応になろう。 NT倍率は先物中心限月で13.84倍に上昇した。13.79倍とボリンジャーバンドの-1σ(13.78倍)を上回って始まり、75日移動平均線(13.85倍)に接近している。同線を捉えてくるようだと、中心値である25日線(13.88倍)が射程に入るため、NTショートを巻き戻す動きが強まる可能性はありそうだ。 株探ニュース