米外為市場サマリー:持ち高調整の動きから一時147円90銭台に上伸
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25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円80銭前後と前週末と比べて85銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円70銭前後と同50銭程度のユーロ安・円高だった。 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で利下げ再開を示唆し、同日にドル安・円高が進んだことから持ち高調整を目的としたドル買い・円売りが優勢となった。この日に発表された7月の米新築住宅販売件数が市場予想を上回ったことや、米長期金利が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時147円94銭まで上伸した。一方、ユーロは前週末に買われた反動から軟調な展開だった。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1618ドル前後と前週末に比べて0.0100ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS