【今週読まれた記事】全体相場は後退も個人は強気維持“勝ち組”探す相場戦略
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株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月16日から22日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。 今週の日経平均株価は前週末比745円安の4万2633円で取引を終了。週明け18日は終値で4万3714円と連日の過去最高値更新となりましたが、ひとまずここで一服となりました。その後は売りが優勢となり、週半ばからは4万2000円台後半で推移しています。 今週の下落が待望の押し目なのか、それとも更に深押しするかを予想するには、市場を取り巻く環境を再確認する必要があります。「4~6月期の企業決算は1割程度コンセンサスを上回ったとされ、これがファンダメンタルズ面で市場センチメントの改善を後押しする」と、先ごろ一巡した4-6月期決算発表の結果が良好であったことを指摘するのは、<相場観特集>で見通しを伺った雨宮総研代表の雨宮京子氏。また、日米の金利差縮小の思惑についても「日銀が即座に利上げに踏み切らないのであれば、足もとでドル売り・円買いを加速させることは考えづらい」と、トレンドの転換は起きづらいと予想しています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。 日経平均の最高値更新に大きく寄与したのが海外投資家の資金流入であることはご存知の通りです。では、長いこと割安放置されていた日本株を海外筋が買い始めたのは何故でしょうか。フィリップ証券 リサーチ部長の笹木和弘氏は、7月の選挙で自民党が大敗したことが1つのきっかけとみています。「日本経済は『消費者重視』へと変わりつつあり海外投資家はこれを評価している」と、個人消費拡大に対する期待の高まりが株価を押し上げる要因になったと指摘。また、大人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─株価急騰の背景は選挙での与党敗北?」の杉村氏も「国政選挙での与党の敗北が株高の源泉」と唱え、その理由について詳しく解説しています。両氏の記事も多くの方に読まれ人気記事となりました。 今週はAI・半導体など米ハイテクセクターが売られナスダック総合指数が大きく下値を探りました。これについても現時点で大きな波乱には繋がらないとみられていますが、買い場となるのでしょうか。AI関連への投資を検討する際にぜひ読んでおきたいのが「ついに真価を発揮し始めたAI最強銘柄<今中能夫の米国株ハイテク・ウォーズ>」。米国におけるAI投資の変化から、ここからの戦略を指南したこの記事は大きな反響を呼び、ランキング上位入りとなりました。 相場コラムは今週もすべての記事が上位ランキング入り。半導体関連の株価に上昇するものとそうでないものがあることを分析し、半導体部品・部材関連に妙味を見いだした「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 上げ潮に乗る"世界首位級"の半導体素材株!」はトップ10入りの人気となりました。どの記事もお見逃しなく。 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】需給環境は良好、トレンドに沿った押し目狙いで対応 富田隆弥の【CHART CLUB】 史上最高値を更新も、乱高下は覚悟 雨宮京子氏【日経平均上値追い止まらず、買い参戦は間に合うか】(1) <相場観特集> 笹木和弘氏【日経平均上値追い止まらず、買い参戦は間に合うか】(2) <相場観特集> 今週の日経平均は4万3000円割れとなりましたが、これが即ち強気相場の終了を意味するものではありません。東証小型株指数などは上昇を続けており、売られたのは日経平均寄与度の高い値がさ株が中心。個人投資家にとっては「森を見ずに木を見る」戦略が有効な相場となっています。つまりは“勝ち組”銘柄をどう見つけるかが重要になってきますが、やはり鉄板の国策関連を探るのが王道となります。「『人工知能(AI)・防衛・農業』で化ける業績絶好調株・超特選6銘柄 <株探トップ特集>」は、AI・防衛・農業の3大国策テーマからそれぞれ抜群の業績を背景に大幅な水準訂正が見込まれる6銘柄を選出。2位以下に大きな差をつけてアクセスランキング首位に輝きました。 2位には「再生医療」関連から、iPS細胞から作成した「心筋シート」をはじめとした最先端を走る6銘柄を紹介した「心筋シートの承認申請を契機に再脚光、『再生医療』関連の出番到来へ <株探トップ特集>」がランクイン。人類の希望の光となり得る分野だけに大きな注目が集まりました。 そのほか投資テーマ関連では以下の記事が上位ランキング入り。中小型材料株の選定にはテーマ性が重要となります。普段からアンテナを高く張ってトレンドを逃さない姿勢が必要です。 日経平均株価5万円の条件、カギは「財政出動期待」と「消費動向」 <株探トップ特集>本格普及期へアクセル全開、成長加速の「eスポーツ」関連株総ざらい<株探トップ特集> ベッセント発言で急展開、金利上昇追い風の「地銀」好業績6銘柄精選 <株探トップ特集> 「ペロブスカイト太陽電池」が15位にランク、国や地方自治体が政策推進<注目テーマ> 銘柄スクリーニング記事では、25年4-6月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄をリストアップした人気シリーズ「利益成長【青天井】銘柄リスト <成長株特集>」の〔第3弾〕がランキング3位を獲得。また、週の半ばに配信した〔第4弾〕もスピードランクインとなりました。 利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕25社選出 <成長株特集> 利益成長【青天井】銘柄リスト〔第4弾〕20社選出 <成長株特集> <割安株特集>では高配当利回りランキングがトップ10入りしたほか、これから買って月末の配当基準日に間に合う「まだ間に合う、8月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」が11位に。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気で上位入りとなっています。 【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月20日版 10万円以下で買える、高ROE&低PER 31社【プライム】編 <割安株特集> 10万円以下で買える、高ROE&低PER 35社【スタンダード】編 <割安株特集> 今週の株探プレミアムコラムは「個人投資家大調査-2025」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」より、配当狙いの投資戦略で着実に資産を増やしてきた投資家さんたちのシリーズ最終回をお届けします。「『え、退職金を全額投入!?』『ですから損スルーに徹し、配当は月10万円超えペースです』」では、退職金を全額投資に回す大胆な決断をした“富久さん(ハンドルネーム)”の損失を極力スルーしながらも配当による安定収入が見込める“鉄壁”のポートフォリオ構築術を余すことなく紹介していきます。 株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。過去25年間の業績表示、「成長性」「収益性」の表示など、強力な銘柄分析ツールを揃える株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。 引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月15日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月18日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月19日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月20日発表分) 【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月21日発表分) ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月18日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月19日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月20日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月21日) ★本日の【サプライズ決算】速報 (08月22日) 株探ニュース