東京株式(前引け)=続落、半導体関連など主力値がさ株に売り

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市況

 21日前引けの日経平均株価は前営業日比247円99銭安の4万2640円56銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は8億6816万株、売買代金概算は2兆325億円。値上がり銘柄数は512、対して値下がり銘柄数は1017、変わらずは91銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は引き続き利益確定の動きが優勢だった。米国株市場でハイテク株安の流れが続くなか、半導体関連など主力値がさ株に売りが出て全体を押し下げる格好に。今月に入ってからの相場急上昇の反動も依然として意識されているもよう。日経平均の下げ幅は一時290円近くに達した。ただ、ここまで続落歩調であることもあり下値を拾う動きもみられ、売り一巡後は下げ渋る場面があった。セクター別では医薬品をはじめ輸送用機器、陸運、建設などが弱く、一方で電線を含む非鉄、鉄鋼、化学などは強かった。値下がり銘柄数は全体の6割強だった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が安く、ディスコ<6146.T>やレーザーテック<6920.T>、東京エレクトロン<8035.T>が値を下げた。第一三共<4568.T>が大幅安。三菱重工業<7011.T>や任天堂<7974.T>、日立製作所<6501.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、ゼンショーホールディングス<7550.T>も軟調だった。半面、アドバンテスト<6857.T>が高く、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>がしっかり。サンリオ<8136.T>が堅調。宝ホールディングス<2531.T>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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