米外為市場サマリー:米金利低下が影響し一時147円40銭台に軟化

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為替

 19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円67銭前後と前日と比べて20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円99銭前後と同45銭程度のユーロ安・円高だった。

 20日に米連邦準備理事会(FRB)が7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表するほか、22日にはカンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長が講演する予定とあって全般的に模様眺めムードが強かった。この日に発表された7月の米住宅着工件数が5カ月ぶりの高水準となったことからドルが買われる場面もあったが、米長期金利の低下が重荷となるかたちで軟化。日米金利差の縮小が意識されるなか、ドル円相場は一時147円45銭まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1647ドル前後と前日に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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