米外為市場サマリー:米金利上昇を受け一時147円99銭まで上伸

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為替

 18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円89銭前後と前週末と比べて70銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=172円45銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安だった。

 ミシガン大学が15日に発表した8月の米消費者態度指数(速報値)で1年先と5年先の予想インフレ率が前月から上昇したことなどを背景に、トランプ米政権が掲げる関税政策がインフレを招くとの警戒感が再び強まっている。米連邦準備理事会(FRB)が次回9月会合で大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退するなか、18日の米長期金利が上昇したことからドル買いが優勢となり、ドル円相場は一時147円99銭まで上伸した。ただ、22日に予定されるジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を見極めたいとするムードもあり、ドルは買い一巡後に上値が重くなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1661ドル前後と前週末に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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