<動意株・15日>(前引け)=アミューズ、TKP、コンヴァノ

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 アミューズ<4301.T>=急動意。22年8月以来、3年ぶりとなる2000円台を一時回復する場面があった。14日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高が620億円から650億円(前期比4.7%減)へ、営業利益を25億2000万円から38億円(同35.8%増)へ、純利益を15億円から25億円(同51.7%増)へ上方修正したことが好感されている。サザンオールスターズや星野源をはじめとしたアーティストの大型コンサートツアーなどに係るイベント収入や商品売り上げ収入が好調だったほか、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」の開催などによりイベント収入も大幅に増加したことで、第1四半期業績が好調に推移したことが寄与する。なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高226億5700万円(前年同期比28.4%増)、営業利益35億5400万円(同4.0倍)、純利益23億4700万円(同17.4倍)だった。

 ティーケーピー<3479.T>=大幅高で一気に新高値。14日の取引終了後に26年2月期連結業績予想について、売上高を1030億円から1040億円(前期比75.7%増)へ、営業利益を70億円から90億円(同52.2%増)へ、純利益を32億円から36億円(同5.0%減)へ上方修正した。コロナ禍のリモートワークから出社勤務へ戻る「オフィス回帰」のトレンドや、会議やセミナー、研修などを対面で実施する需要の高まりを受けて、収益性の高い期間貸し案件の受注が好調なことが売上高・利益を押し上げる。また、コロナ禍で外注化したオペレーションを再び内製化したことによる原価率の改善が進捗していることや、グループ子会社の事業も好調に推移し、収益性が改善していることも寄与する。

 コンヴァノ<6574.T>=続急騰でカイ気配。同社は首都圏・関東エリアを中心にネイルサロンを展開するが、低価格かつスピーディーなサービスを特長としており、回転率の向上によって利益の伸びが顕著となっている。14日取引終了後、26年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来の15億2000万円から30億3500万円(前期は1億3500万円)と大幅増額したことで、これがポジティブサプライズとなって上値を見込んだ投資資金が集中する格好となった。急騰習性があり、株式分割後の今月初旬に上場来高値1620円の高値をつけた経緯があるが、きょうは大量の買い注文に再び最高値を視野に入れる勢いで水準を切り上げている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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