★本日の【イチオシ決算】 コンヴァノ、ハートシード、ネットプロ (8月14日)

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材料

※決算発表の集中期間は本日で終了となります。
 15日から「★本日の【サプライズ決算】速報」は<17時>に配信します。


1)本日(8月14日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【コンヴァノ <6574> [東証G]】 ★今期最終を100%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆26年3月期の連結最終損益を従来予想の9.9億円→19.8億円に99.7%上方修正。増益率が13倍→25倍に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は7月に続き、3回目。インベストメント&アドバイザリー事業で8月上旬に、大型案件のM&A仲介成功報酬額と組合型ファンド投資案件の売却額が相次いで確定したことなどを反映した。

 ●サプライズな決算発表・業績修正

 ハートシード <219A> [東証G]  ★今期経常を一転黒字に上方修正
 ◆25年12月期(14ヵ月の変則決算)の経常損益(非連結)を従来予想の9.5億円の赤字→1.3億円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。ノボ・ノルディスクとの独占的技術提携・ライセンス契約に基づく開発マイルストーンを前倒しで達成したことが収益を押し上げる。

 TKP <3479> [東証G]  ★今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆26年2月期の連結経常利益を従来予想の60億円→80億円に33.3%上方修正。増益率が3.0%増→37.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。オフィス回帰や対面需要の高まりを背景に、空間再生流通事業で収益性の高い期間貸し案件の受注が好調に推移していることが要因。コロナ禍で外注化していたオペレーションの内製化による原価率改善なども上振れに貢献する。

 カヤック <3904> [東証G]  ★今期経常を11%上方修正
 ◆25年12月期の連結経常利益を従来予想の4億5000万円→5億円に11.1%上方修正。増益率が16.0%増→28.9%増に拡大する見通しとなった。収益の柱であるハイパーカジュアルゲームが想定以上に好調に推移していることが要因。

 アミューズ <4301> [東証P]  ★今期経常を一転28%増益に上方修正
 ◆26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の35.4億円に急拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の25.2億円→38億円に50.8%上方修正。従来の減益予想から一転して28.2%増益見通しとなった。
  サザンオールスターズや星野源をはじめとしたアーティストの大型コンサートツアーなどに係るイベント収入やグッズ販売が好調だったことを織り込んだ。

 ワシントンH <4691> [東証S]  ★今期経常を21%上方修正、配当も4円増額
 ◆26年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.8倍の8.9億円に急拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の20.4億円→24.6億円に20.6%上方修正し、増益率が16.2%増→40.2%増に拡大する見通しとなった。
  全国的な宿泊需要の高まりや大阪・関西万博効果、インバウンド需要の増加を追い風に、第1四半期における客室稼働率と平均客室単価が想定を上回ったことを反映した。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の22円→26円(前期は20円)に増額修正した。

 動物高度医療 <6039> [東証G]  ★今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆26年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比72.0%増の2.5億円に拡大して着地。小動物の二次診療に対する需要が供給を上回る状況が続く中、初診数、総診療数、手術数がいずれも四半期ベースで過去最高を記録した。
  6月に実施した価格改定後も診療数への影響が見られないことも踏まえ、通期の同利益を従来予想の7.2億円→8.5億円に18.2%上方修正。増益率が0.7%増→19.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 イクヨ <7273> [東証S]  ★今期経常を82%上方修正
 ◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の4.3億円→7.9億円に81.9%上方修正。増益率が13倍→24倍に拡大する見通しとなった。4月に子会社化したKunshan Veritas Automotive Systemsの業績を適正に反映したことが上振れの要因。
  一方、厚木工場に帰属する固定資産に係る減損損失の計上を踏まえ、最終利益は従来予想の43.7億円→32.5億円に25.6%下方修正した。

 東京通信G <7359> [東証G]  ★今期経常を6.3倍上方修正・4期ぶり最高益更新へ
 ◆25年12月期の連結経常損益を従来予想の1億円の黒字→6億3000万円の黒字(前期は2億1100万円の赤字)に6.3倍上方修正し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。投資有価証券の売却に伴い、売却益約5億円を計上することが利益を押し上げる。

 ネットプロ <7383> [東証P]  ★上期最終を23%上方修正、通期も増額
 ◆26年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の6億円→7.4億円に23.3%上方修正。後払い決済サービス「NP掛け払い」と「atone」のGMV(流通取引総額)が想定を上回ることに加え、「NP掛け払い」を中心に未払い率が改善することを織り込んだ。
  併せて、通期の同利益を従来予想の14.4億円→15.8億円に9.7%上方修正。増益率が6.7%増→17.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 バイセル <7685> [東証G]  ★今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
 ◆25年12月期の連結経常利益を従来予想の69.7億円→79億円に13.3%上方修正。増益率が66.0%増→88.2%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。出張訪問、店舗ともに買取・販売が好調に推移する中、前期に買収したレクストホールディングスとのシナジー創出による粗利益増加や費用効率化の進展が利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→25円(前期は1→2の株式分割前で30円)に増額修正した。

 サイバダイン <7779> [東証G]  ★4-6月期(1Q)最終は23倍増益で着地
 ◆26年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比23倍の2.5億円に急拡大して着地。売上高は前年実績を下回ったものの、投資有価証券評価益や為替差益が発生したことで利益は大きく改善した。

2)8月15日の決算発表銘柄(予定)
 ■取引時間中の発表
  ◆本決算:
   <194A> ウルフハンド [東G]
   <4391> ロジザード [東G]
   <8951> ビルファンド [東R]
   <8955> Jプライム [東R]
   <9284> カナディアン [東IF]
 ■引け後発表
  ◆本決算:
   <2481> タウンN [東S]
   <3296> 日本リート [東R]
   <4657> 環境管理 [東S]
   <6036> KeePer [東P]
  合計9社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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