フジシールが6年ぶり高値、4~6月期営業益は3割超増で通期計画に対し31%進捗

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 フジシールインターナショナル<7864.T>が後場一段高で3000円大台に乗せ、2019年8月以来、6年ぶりの高値をつけた。同社はきょう正午、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比4.7%増の549億4300万円、営業利益が同34.0%増の60億500万円となり、株価の刺激材料になった。営業利益の通期計画(194億円)に対する進捗率は31.0%だった。

 4~6月期は米州や欧州が増収増益となり、業績を押し上げた。米州は主力のシュリンクラベルで関税政策の影響を見越した先行受注があり増収。ノースカロライナ工場の「DAY1」投資分がフル稼働し、3工場体制における収益性が盤石化している。9月からは「DAY2」投資分も稼働する予定だ。欧州はシュリンクラベルとタックラベル、機械の3事業全てで増収となったうえ、課題であった固定費の削減施策の効果が出た。

出所:MINKABU PRESS

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