三井海洋が後場に買われ上場来高値、6月中間期の受注高がFPSO建造工事などで大幅増

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 三井海洋開発<6269.T>が後場に買われ、上場来高値を更新。7000円台に乗せる場面があった。同社はきょう午後0時30分、25年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比0.7%減の3003億7800万円、営業利益が同17.1%減の249億3500万円、最終利益が同5.2%増の210億800万円だった。直近3カ月間の4~6月期では最終利益は21%の増益。更に中間期の受注高は大幅に増加しており、業況を好感した買いが入ったようだ。

 6月中間期の受注高は50億4283万2000ドル(前年同期は3億5325万7000ドル)。ブラジル・リオデジャネイロの沖合約200キロメートルに位置するGato do Matoフィールド向けの浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)の建造工事などで大きく伸びた。売上高はFPSOの建造プロジェクトが順調に進みドルベースで増えたが、円ベースは減収。金融収益の増加と金融費用の縮小もあり円べースでも最終増益を達成した。

出所:MINKABU PRESS

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