前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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■フォースタ <7089>  2,051円 (+400円、+24.2%) ストップ高

 フォースタートアップス <7089> [東証G]がストップ高。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比28.9%増の11億1160万円、経常利益は同2.7倍の2億1100万円となった。大幅な増収増益となったほか、通期計画に対する経常利益の進捗率は33%と順調な滑り出しとなっており、好感されたようだ。 人材紹介サービス事業が好調に推移し、単価も高水準を維持した。優秀人材の獲得競争が激化するなかで求人企業側で重要ポジションの契約手数料を引き上げる動きがあり、これを背景に同社の競争力が発揮され、受注高の増加につながった。

■養命酒 <2540>  3,975円 (+700円、+21.4%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。養命酒製造 <2540> [東証P]がストップ高。米ブルームバーグ通信が6日、「薬用酒メーカーの養命酒製造が非公開化を検討していることが6日、分かった」と報じた。株価にプレミアムを上乗せしてTOB(株式公開買い付け)が実施されるとの思惑が広がり、買いが集まったようだ。報道を受けて養命酒は同日、「企業価値向上を目的とした様々な選択肢(非公開化を含む)を検討しておりますが、当社として決定している事実はない」とのコメントを開示した。

■ダイヘン <6622>  7,970円 (+1,000円、+14.4%) ストップ高

 東証プライムの上昇率3位。ダイヘン <6622> [東証P]がストップ高。7月末につけた戻り高値7290円奪回から7000円台後半まで上値を伸ばした。同社が5日取引終了後に発表した26年3月期第1四半期(25年4-6月)決算は、売上高が前年同期比13%増の490億6300万円と2ケタ増収を達成し、営業利益は同3.5倍となる31億6300万円と急拡大した。再生可能エネルギー関連の蓄電池や半導体関連向け高周波電源システムなどの需要などを取り込み収益に反映させた。これをポジティブ視する買いを呼び込む格好となった。

■カカクコム <2371>  2,912.5円 (+314.5円、+12.1%)

 東証プライムの上昇率6位。カカクコム <2371> [東証P]が続急騰。6日昼ごろに4-6月期連結決算を発表し、売上高は前年同期比24.0%増の219億5800万円、営業利益は同4.9%増の73億1800万円だった。主力の「食べログ」「価格.com」が堅調に推移し、求人検索サイト「求人ボックス」の売り上げ成長が加速した。通期で減益を見込んでいるだけに、四半期決算の内容がポジティブ視され買いを呼び込んだようだ。

■三井E&S <7003>  3,505円 (+370円、+11.8%)

 東証プライムの上昇率7位。三井E&S <7003> [東証P]が3日ぶり急反騰。2008年以来の高値圏に浮上した。6日午後2時30分、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比15.8%増の811億5100万円、営業利益は同2.1倍の88億9600万円となった。前期に関係会社株式売却益があった関係で最終利益は減少したものの、収益性は向上し受注高も伸ばしており、投資資金の流入を誘発した。舶用推進システムと物流システムの両部門で豊富な手持ち工事が着実に進捗した。舶用推進システム部門では二元燃料エンジンの割合が増加し、物流システム部門では採算性の良好な案件が4-6月期に集中し、利益を押し上げた。受注高は前年同期比3.4%増の887億9800万円となった。

■不動テトラ <1813>  2,680円 (+259円、+10.7%)

 東証プライムの上昇率8位。不動テトラ <1813> [東証P]が続急騰。6日午後2時10分に発表された第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高168億4800万円(前年同期比29.2%増)、営業利益9億9900万円(前年同期5億9200万円の赤字)、最終利益7億3200万円(同2億4900万円の赤字)となり、大幅黒字転換したことが好感された。期首の手持ち受注高が751億8800万円(前期比4.1%増)と高水準あり、土木事業、地盤改良事業ともに手持ち工事の順調な進捗により売上高が増加した。また、土木事業における工事進捗に伴う採算性の改善や、地盤改良事業で手持ち工事の採算性を良好に維持したことなども寄与した。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高780億円(前期比12.1%増)、営業利益40億円(同25.9%増)、純利益26億5000万円(同20.3%増)の従来見通しを据え置いた。

■ウシオ電 <6925>  2,026.5円 (+187.5円、+10.2%)

 東証プライムの上昇率9位。ウシオ電機 <6925> [東証P]が続急騰。同社は5日の取引終了後、取得総数1500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の17.04%)、取得総額200億円を上限とする自社株買いを発表した。取得期間は8月6日から2026年4月30日の間とし、8月5日終値1839円で、6日の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT─3)において上限350万株の買い付けを実施するとした。6日に同社は自己株285万900株の買い付けを行ったと開示している。資本効率の向上につながる取り組みを好感した買いが入ったようだ。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算も発表した。売上高は383億5600万円(前年同期比2.2%増)、最終損益が28億2700万円の赤字(前年同期は2億9700万円の黒字)だった。

■JX金属 <5016>  975円 (+90円、+10.2%)

 東証プライムの上昇率10位。JX金属 <5016> [東証P]が続急騰。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を修正した。今期の最終利益予想は従来の見通しから120億円増額の700億円(前期比2.5%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する。年間配当予想は3円増額の18円とし、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想は200億円増額して7600億円(同6.3%増)に見直した。スマートフォンやAIサーバー用途での製品需要が想定を上回って拡大する。米国の関税影響額の縮小を見込んだことによる影響や、為替・銅相場の動向も踏まえて、業績予想を見直した。4-6月期の売上高は前年同期比12.1%増の1912億7600万円、最終利益は同27.8%増の188億6500万円だった。

■矢作建 <1870>  2,243円 (+197円、+9.6%)

 矢作建設工業 <1870> [東証P]が続急伸。6日午後2時、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比54.5%増の411億5300万円、最終利益は同4.4倍の25億6000万円となった。通期計画に対する最終利益の進捗率は約39%に上った。更に、受注高は同25.7%増の291億5200万円となり、4-6月期として過去最高となった。好決算と受注高の急拡大を評価した買いが集まったようだ。大型物流施設工事を中心とする施工の進捗に加え、工事採算の改善も寄与し、大幅な増収増益につながった。

■ダイワボウ <3107>  3,123円 (+245円、+8.5%)

 ダイワボウホールディングス <3107> [東証P]が7日続急伸。5日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆2658億円から1兆2800億円(前期比12.6%増)へ、営業利益を385億円から435億3000万円(同24.7%増)へ、純利益を267億円から301億円(同21.6%増)へ上方修正したことが好感された。ITインフラ流通事業において、サービス業、製造業、小売業を中心に企業向け需要が拡大したほか、官公庁向けも地方公共案件を中心に需要を獲得。更に文教向けでGIGAスクール第2期の共同調達による導入が始まったことで、第1四半期の売上高・利益が拡大した。また、第2四半期以降も10月に予定されているWindows10のサポート終了に伴うパソコンのリプレース需要やGIGAスクール端末のリプレース需要が予想されることから、売上高・利益の予想を引き上げた。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高2906億100万円(前年同期比27.5%増)、営業利益98億7600万円(同2.3倍)、純利益71億9500万円(同2.3倍)だった。

■日比谷設 <1982>  4,550円 (+350円、+8.3%)

 日比谷総合設備 <1982> [東証P]が続急伸。同社は6日午後0時30分、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比8.8%増の190億8100万円、最終利益が同63.8%増の13億5600万円となった。データセンター・情報関連の受注高は前年同期とほぼ同水準となった半面、繰越工事が順調に進捗し大幅な増益となった。4-6月期の受注高は前年同期比0.6%増の167億400万円だった。前期にあった病院大型案件の反動が響いた一方、イベントホールの大型案件の受注があり全体では増えた。

■第一建設 <1799>  3,440円 (+255円、+8.0%)

 第一建設工業 <1799> [東証S] が続急伸。8月5日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比15.0%増の19.8億円に伸び、4-9月期(上期)計画の28億円に対する進捗率は71.0%に達し、5年平均の49.4%も上回った。

■GMO-FH <7177>  910円 (+61円、+7.2%)

 GMOフィナンシャルホールディングス <7177> [東証S]が続急伸。同社は5日の取引終了後、25年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結決算を発表。営業収益は前年同期比2.9%増の268億9300万円、経常利益は同2.0倍の90億5400万円だった。大幅な増益となったことをポジティブ視した買いが入ったようだ。店頭FXが引き続き好調に推移し、タイ証券事業の撤退やCFD関連での減収による影響を補った。

■大崎電 <6644>  1,114円 (+68円、+6.5%)

 大崎電気工業 <6644> [東証P]が続急伸。5日の取引終了後に9月中間期の連結業績予想について、売上高を455億円から466億円(前年同期比4.8%増)へ、営業利益を12億円から15億円(同13.3%減)へ、純利益を1億円から3億円(同47.5%減)へ上方修正したことが好感された。国内でスマートメーターの販売が期初計画を上回っていることに加えて、英国向けのスマートメーター出荷が想定を上回る見通しであることが要因としている。なお、26年3月期通期業績予想は、売上高980億円(前期比0.9%増)、営業利益58億円(同1.7%増)、純利益36億円(同2.7%増)の従来見通しを据え置いた。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高219億6600万円(前年同期比3.1%増)、営業利益10億900万円(同21.6%増)、純利益3億5000万円(同1.5%増)だった。国内スマートメーター事業で、現行スマートメーターの最終需要が堅調だったことや英国で政府主導の「スマートメータープロジェクト」による出荷増が牽引。組織全体での構造改革の推進による販管費の縮減も寄与した。

■東和銀 <8558>  807円 (+45円、+5.9%)

 東和銀行 <8558> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。経常収益は前年同期比22.6%増の98億6600万円、最終利益は同2.9倍の19億600万円だった。最終利益の通期計画(30億円)に対する進捗率は約64%に上り、買いが入った。資金利益の増加によりコア業務純益が拡大した。信用コストが減少し、保有不動産の売却益を計上したことも最終利益を押し上げる要因となった。

■三井不 <8801>  1,492.5円 (+82.5円、+5.9%)

 三井不動産 <8801> [東証P]が6日続急伸。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比27.3%増の8023億1600万円、最終利益は同91.1%増の1242億3200万円だった。売上高及び各利益は4-6月期として過去最高を達成したほか、最終利益の通期計画に対する進捗率は約48%に上り、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。4-6月期は賃貸及び分譲、マネジメント、施設営業の主要4セグメントのいずれも過去最高の事業利益を更新した。なかでも分譲セグメントは増益幅が大きかった。同セグメントのうち、新築マンションの分譲は今期の計上予定戸数2800戸に対し、93.3%の契約進捗率を達成。投資家向けの分譲なども4-6月期に引き渡し済みの物件を含め、通期計画に対し約8割の物件が契約済みになった。

■荏原実業 <6328>  4,150円 (+220円、+5.6%)

 荏原実業 <6328> [東証P]が続急伸。同社は上下水処理施設向けで優位性を持つ研究開発型のファブレス装置メーカーで、豊富な受注残を武器に着実な増収増益路線をまい進している。下水道インフラ整備は国策としてフォローすべき課題となっており、同社はその関連株としても注目度が高い。そうしたなか、5日取引終了後に発表した25年12月期上期(25年1-6月)決算は売上高が前年同期比11%増の212億1300万円と2ケタ増収を達成し、営業利益は同34%増の35億400万円と大幅な伸びをみせた。足もとでこれを好感する買いを呼び込む格好となった。

■鹿島 <1812>  4,147円 (+212円、+5.4%)

 鹿島建設 <1812> [東証P]が続急伸。同社は6日正午、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比5.9%増の6496億1700万円、営業利益は同48.7%増の375億7400万円となった。収益性の向上を評価した買いが入ったようだ。大型工事の施工量が増えた建築事業が大幅な増収となった。売上総利益率は土木事業、建築事業ともに上昇した。

■セリア <2782>  3,060円 (+155円、+5.3%)

 セリア <2782> [東証S]が急反発。同社は5日の取引終了後、7月既存店売上高が前年同月比3.7%増となったと発表。5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されたようだ。
■OBARAG <6877>  4,070円 (+200円、+5.2%)

 OBARA GROUP <6877> [東証S]が3日ぶり急反発。同社は5日の取引終了後、25年9月期第3四半期累計(24年10月-25年6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比10.6%増の451億6600万円、経常利益は同2.1%増の74億4400万円となった。直近3ヵ月間の4-6月期では売上高と経常利益は2ケタの伸びを見せており、業況を評価した買いが入った。第3四半期累計では、溶接機器関連が自動車業界向けに堅調に推移したほか、平面研磨装置関連も増収増益となった。

■AZ丸和HD <9090>  1,263円 (+60円、+5.0%)

 AZ-COM丸和ホールディングス <9090> [東証P]が続急伸。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月期)の連結決算を発表。売上高は前年同期比11.2%増の552億4600万円、最終利益は同63.8%増の20億300万円となった。大幅増益となったことを好感した買いを集めていた。顧客企業に物流システムの構築などを提案し物流業務を代行する3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)事業では、EC常温、低温食品、医薬・医療の各ドメインで売り上げが伸びた。同事業では前期に開設した大手ネット通販会社向けの大型物流センターやスーパーマーケット向け物流センターの稼働による効果が出たほか、ドラッグストアの業容拡大に対応する新たな物流センターの全面稼働などがあり業績に貢献した。物流センターの拠点数や稼働車両台数の増加に加え、料金改定や生産性向上などの取り組みによる改善効果も奏功し利益を押し上げた。

■クボタ <6326>  1,731円 (+76円、+4.6%)

 クボタ <6326> [東証P]が3日ぶり大幅反発。石破茂首相が5日、コメ政策をめぐって増産に舵を切る意向を示したことで、トラクターやコンバイン、田植え機など農業機械国内トップの同社に思惑的な買いが向かったようだ。また、同じく農業機械大手の井関農機 <6310> [東証P]や、草刈り機や農薬散布機を手掛ける丸山製作所 <6316> [東証S]、肥料散布機や収穫機を手掛けるタカキタ <6325> [東証S]なども買われた。

■ABCマート <2670>  2,987.5円 (+108円、+3.8%)

 エービーシー・マート <2670> [東証P]が大幅反発。5日の取引終了後に発表した7月度売上高で、既存店売上高が前年同月比4.5%増と5ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。猛暑が続いたことで夏物商品の需要が高まったことに加えて、6月下旬から行っていたサマーセールも寄与。商品別ではスポーツサンダルやTシャツが好調だった。なお、全店売上高は同4.2%増だった。

■タカラトミー <7867>  3,291円 (+91円、+2.8%)

 タカラトミー <7867> [東証P]が3日ぶり反発。同社は5日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.0%増の594億7900万円、最終利益が同35.3%増の33億9200万円となっており、業績を評価した買いが集まっていた。4-6月期はトレーディングカードゲームが前年同期を大幅に上回った。ロングセラーブランド「デュエル・マスターズ」におけるVTuberグループ「にじさんじ」とのコラボ商品や、ディズニー公式トレーディングカードゲーム「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」のシリーズ展開による幅広い顧客層の取り込みが奏功した。ミニカー玩具「トミカ」は日本・アジアを中心に伸びた。子会社のタカラトミーアーツは日本IPの世界での人気を背景に、「ぬいぐるみ」や「ガチャ」などでキャラクター商品を中心として幅広い人気を集めた。ポケモンアミューズメントマシンも堅調に推移した。

■世紀東急 <1898>  1,509円 (+39円、+2.7%)

 世紀東急工業 <1898> [東証P]が3日ぶり反発。同社は5日取引終了後、第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の14億円から19億円(前年同期比25.9%増)に見直した。建設事業・舗装資材製造販売事業ともに原価低減などによる採算性が向上したことが寄与する。これを好感し同社株に買いが流入した。26年3月通期の業績予想は据え置いた。なお、第1四半期(4-6月)の同利益は前年同期比2.4倍の5億9800万円だった。

■マルハニチロ <1333>  3,280円 (+80円、+2.5%)

 マルハニチロ <1333> [東証P]が続伸。5日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、営業利益を270億円から300億円(前期比1.3%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は1兆800億円(同0.1%増)の従来見通しを据え置いたものの、第1四半期において、水産資源セグメントにおける北米スケソウダラの相場好転、コスト削減策の推進による収益改善や漁業の操業効率改善などが奏功。また、食材流通セグメントの欧州事業及び加工食品セグメントのペットフード事業(タイ)などの好調もあり、営業利益が第1四半期として経営統合以降の最高益となったことが要因としている。また、第2四半期以降も好調が続くと見込むことも織り込んだ。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高2635億9700万円(前年同期比2.6%増)、営業利益94億2800万円(同23.1%増)だった。

■ワールド <3612>  2,869円 (+66円、+2.4%)

 ワールド <3612> [東証P]が3日ぶり反発。5日の取引終了後に発表した7月度の国内小売事業の月次売上概況で、既存店売上高が前年同月比0.5%増となり、小幅ながら2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。夏らしい天候で高気温に恵まれたことから、店舗販路では夏物商品がセールを中心に好調となり、特に猛暑に対応したレスキュー系商品や他社とコラボしたキャラクター企画商品が好評だった。また、EC販路では自社販路の「WOS」の会員向けキャンペーンや月後半のファイナルセールが支持を得て、プルオーバーやシャツなどの軽衣料を中心に大きく売り上げを伸ばした。

※6日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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