「半導体製造装置」がランキング11位、東エレクの下方修正などで先行きに警戒感も<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 データセンター 2 人工知能 3 下水道 4 半導体 5 地方銀行 6 防衛 7 全固体電池 8 JPX日経400 9 宇宙開発関連 10 ドローン みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体製造装置」がランキング11位となっている。 半導体製造装置関連株が波乱に見舞われている。外資系証券の投資判断引き下げでアドバンテスト<6857.T>が7月28日に急落。同社は29日取引終了後に業績の上方修正を発表したが、株価の下落基調は続いている。同じく外資系証券の投資判断引き下げを契機に、レーザーテック<6920.T>が29日に急落。EUV(極端紫外線)露光用マスク及び関連装置の需要がピークアウトしていると指摘された。また、31日に26年3月期の業績予想の下方修正を発表した東京エレクトロン<8035.T>も今月1日に急落した。 生成AIの普及に伴うAI半導体の需要拡大で、半導体製造装置の需要拡大は続くとの見方は多いが、足もとの株価の見通しには警戒感も膨らんでいる。半導体製造装置株の値動きは、全体相場への影響も大きいだけに、ディスコ<6146.T>やSCREENホールディングス<7735.T>、ソシオネクスト<6526.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>などを含め関連株の動向が関心を集めている。 出所:MINKABU PRESS