株価指数先物【昼】 売り一巡後は4万円での攻防
投稿:
日経225先物は11時30分時点、前日比750円安の4万0110円(-1.83%)前後で推移。寄り付きは3万9870円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万円)を下回る形から、売りが先行して始まった。現物の寄り付き時に3万9740円まで売られる場面もみられたが、ナイトセッションでつけた安値(3万9730円)は割り込まず、下げ止まりをみせている。売り一巡後は自律反発狙いのロングが入る形で4万円を回復。4万円を挟んでの保ち合いを継続するなか、終盤にかけて4万0130円まで下げ幅を縮めてきた。 日経225先物は4万円での攻防をみせるなか、終盤にかけてのリバウンドにより、25日移動平均線(4万0200円)を試す動きが意識されてきた。25日線接近では戻り待ち狙いのショートの圧力が強まりそうだが、同線を捉えてくるようだと短期筋のショートカバーを誘う形で下落幅を縮めそうである。反対に突破できないと終盤にかけては持ち高調整によるロングを解消する動きが警戒されやすく、再び4万円での攻防で落ち着く可能性はあるだろう。 NT倍率は先物中心限月で13.79倍に低下した。75日線(13.79倍)を割り込み、一時13.77倍に低下した。ボリンジャーバンドのバンドが拡大傾向にあるなかで、下へのトレンドが強まってきている。-3σ(13.77倍)に沿った形での低下であり、NTショートに振れやすいだろう。 株探ニュース