日本アビオはカイ気配スタートで逆行高、4~6月期営業8割増益で自己株TOBも発表◇
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日本アビオニクス<6946.T>はカイ気配スタート、全体下げ相場に抗して一気に上値追い基調を強めている。防衛・産業用機器メーカーで、陸・海・空の自衛隊向けで高い実績を有する。防衛業界の双璧であるNEC<6701.T>と三菱重工業<7011.T>を主要販売先としており、強固な収益基盤も評価ポイントとなっている。前週末1日に発表した26年3月期第1四半期(25年4~6月)決算は、営業利益が前年同期比79%増の5億8200万円と高変化を示した。また、同日に発行済み株式数の3.6%相当の60万3500株、金額ベースで20億2199万9000円を上限とする自己株TOBを実施する(買い付け価格は3314円)ことも併せて発表した。なお、公開買い付け期間はきょうから9月1日までとしている。これらを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となった。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS