米外為市場サマリー:低調な米雇用統計を受け一時147円30銭まで軟化

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為替

 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円40銭前後と前日と比べて3円35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=170円79銭前後と同1円30銭程度のユーロ安・円高だった。

 この日に米労働省が発表した7月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月から7万3000人の増加となった。市場予想(10~11万人の増加)を下回ったほか、5~6月の伸びが大幅に下方修正されたことで、市場では米連邦準備理事会(FRB)が次回9月会合で利下げに踏み切るとの観測が台頭。米長期金利が急低下するとともに、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが先行した。その後に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の米製造業景況感指数が5年ぶりの低水準となったこともあり、ドル円相場は一時147円30銭まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1587ドル前後と前日に比べて0.0170ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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