外為サマリー:149円30銭前後で推移、日銀会合の結果待ち

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為替

 31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円30銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭強のドル高・円安となっている。

 30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円51銭前後と前日に比べ1円05銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された米経済指標が良好だったほか、米連邦準備理事会(FRB)による9月会合での利下げ観測が後退したことから一時149円54銭まで上伸した。

 この日の東京市場は日銀金融政策決定会合の結果待ちといった様相で、ドル買い・円売りの動きは一服している。市場では政策金利の据え置きを予想する声が多い一方、経済・物価情勢の展望(展望リポート)で25年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)見通しが上方修正されるかどうかを見極めたいとのムードが広がっている。ドル円相場は149円18銭に伸び悩む場面があったものの、その後は149円30銭前後で推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1434ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0120ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=170円72銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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