双日が後場マイナスに転じる、石炭市況下落など響き第1四半期最終利益は8.5%減

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 双日<2768.T>が後場に入りマイナスに転じている。午後0時30分ごろに発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、最終利益が210億7900万円(前年同期比8.5%減)と減益となったことが嫌気されている。

 省エネ・ESCO事業の新規連結や取引増加、太陽光発電関連の資産入れ替え、LNG事業会社の貢献などによりエネルギー・ヘルスケアセグメントは堅調に推移したものの、石炭事業における市況下落により金属・資源・リサイクルセグメントが苦戦した。また、海外自動車事業での販売台数減少による自動車セグメントの苦戦も響いた。

 なお、会社側では第1四半期業績は想定通りとしているほか、米国関税政策による影響も足もとで限定的であるとして、26年3月期通期業績予想は最終利益1150億円(前期比3.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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