株価指数先物【昼】 +1σ水準での攻防
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日経225先物は11時30分時点、前日比290円安の4万0620円(-0.70%)前後で推移。寄り付きは4万0880円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万0795円)上回る形で、小幅に下落して始まった。ただし、寄り付き直後につけた4万0890円を高値にショート優勢の動きとなり、4万0640円~4万0750円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを割り込み、4万0620円まで下げ幅を広げてきた。 日経225先物は、ナイトセッションでボリンジャーバンドの+1σ(4万0690円)まで下落した後に下げ幅を縮めていたこともあり、シカゴ先物を上回って始まった。ただし、その後は+1σ水準での攻防をみせており、中盤以降は同バンドを下回っての推移が続いている。+1σが抵抗線として意識されてくるようだと、中心値である25日移動平均線(3万9980円)が次第に意識されてくることで、短期的にショートを誘う形になりそうである。 NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。ただし、一時14.03倍をつける場面もあったが、その後は25日線(14.04倍)、200日線(14.02倍)に上値を抑えられる形となり、-1σ(13.99倍)辺りでの攻防をみせている。半導体株がマイナス圏で推移していることもあり、NTロングでのスプレッド狙いは入りにくいようだ。 株探ニュース