トランスGGが大幅続伸、rasH2マウスを用いた新たな発がん性評価系構築で共同研究契約締結

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 トランスジェニックグループ<2342.T>が大幅続伸している。28日の取引終了後、子会社トランスジェニックが、日本クレア(東京都目黒区)及び実中研(川崎市川崎区)と「rasH2マウスを用いた経皮投与による短期全身発がん性試験モデルの確立」を目的とした共同研究契約を締結したと発表しており、好材料視されている。

 rasH2マウスとは、実中研で開発されたヒト由来のがん関連遺伝子であるHRAS(c-Ha-ras)を組み込んだトランスジェニックマウスのこと。発がん性の有無を評価できることから医薬品や化学物質の発がん性試験に広く使われており、今回行われる共同研究では、rasH2マウスを活用した評価モデルのなかでの新たな投与経路を対象とし、特に皮膚接触が想定される製品・成分に対して、より現実的かつ科学的な評価手法の構築を目指す。なお、同件による26年3月期業績への影響はないとしている。

出所:MINKABU PRESS

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