東京株式(前引け)=前日比308円安、半導体関連株などが安い

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市況

 28日前引けの日経平均株価は前週末比308円16銭安の4万1148円07銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億1843万株、売買代金概算は1兆9223億円。値上がり銘柄数は775、値下がり銘柄数は781、変わらずは68銘柄だった。

 日経平均株価は下落。前週末の米株式市場では、NYダウが208ドル高と上昇しナスダック指数は最高値を更新した。米関税政策を巡る通商交渉が前進するとの期待が膨らんだ。米株高を受け、日経平均株価も59円高と値を上げてスタートした。米国と欧州連合(EU)が、関税交渉で枠組み合意に達したと伝わったことも好感された。ただ、買い一巡後は売りに押される展開となり午前9時10分頃には380円を超える下落となった。半導体関連株に値を下げる銘柄が目立つほか、足もとの上昇で利益確定売りが優勢となっている。国内政局の不透明感も買い手控え要因に働いている様子だ。

 個別銘柄では、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>も軟調。三菱重工業<7011.T>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が値を下げた。半面、フジクラ<5803.T>やトヨタ自動車<7203.T>、リクルートホールディングス<6098.T>が高く、ファナック<6954.T>やキーエンス<6861.T>が買われた。

出所:MINKABU PRESS

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