東京株式(寄り付き)=続落スタート、円高重荷で下げ幅200円超す
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17日の東京株式市場で、寄り付きの日経平均株価は前営業日比171円安の3万9492円と続落して始まった。下げ幅はその後200円を超えた。 前日の米国市場でNYダウは反発。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、最高値を更新した。トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を解任する可能性が高いと報じられたことを受けて下げる場面があったものの、トランプ大統領がその後、解任の可能性について非常に低いとの見解を示し、買い戻しが入った。一方で、ドル円相場は足もと1ドル=147円台後半と円高方向に振れており、輸出関連株の重荷となっている。東京市場では、20日投開票の参院選の結果が判明するまで模様眺めのムードが続くとの見方が広がっており、日中は方向感の乏しい展開となると予想されている。 出所:MINKABU PRESS