前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
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■インフォメテ <281A> 1,435円 (+300円、+26.4%) ストップ高 インフォメティス <281A> [東証G]がストップ高。電力消費量などのデータをAIで分析し可視化するサービスを展開している。電力管理スマートフォンアプリ「enenowa(エネノワ)」や「ienowa(イエノワ)」、「hitonowa(ヒトノワ)」などを手掛け、電力消費者向けだけでなく電力事業者向け支援ビジネスも行っており、スマートメーターなど開発案件やデータ分析関連で需要取り込みが進む。25年12月期は売上高がゾーン下限で前期比35%増の13億2500万円、同じく営業利益は1億円予想が下限だが、これでも前期と比較して倍増見通しにある。6月末には、同社が推進した世界初の機器分離推定技術(NILM)に関する国際標準規格が発行されたと開示したことを材料に急速人気化した経緯がある。貸株市場を通じた空売りが高水準に積み上がっており、市場では「6月末の急騰時に複数の外資系証券経由で空売りが急増し、足もと何らかの理由でその貸株返還圧力がかかった可能性がある」(中堅証券ストラテジスト)という指摘が出ていた。 ■JRC <6224> 1,442円 (+300円、+26.3%) ストップ高 JRC <6224> [東証G]がストップ高。15日の取引終了後、8月中間期連結業績予想について、営業利益を6億1700万円から9億1700万円(前年同期比40.9%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を13円から14円(年28円)へ引き上げたことを好感した買いが流入した。売上高は63億3600万円(前年同期比28.0%増)の従来見通しを据え置いたものの、昨年9月に買収した高橋汽罐工業において、3月完了の利益率の高い大型案件が多かったことなどが要因としている。なお、26年2月期通期業績予想は、売上高136億6300万円(前期比23.5%増)、営業利益17億2800万円(同25.5%増)の従来見通しを据え置いた。同時に発表した第1四半期(3-5月)決算は、売上高33億9400万円(前年同期比44.1%増)、営業利益7億円(同2.8倍)だった。コンベヤ事業で高橋汽罐を中心としたメンテナンスが好調だったほか、ロボットSI事業も前年同期の実績を大きく上回った。 ■東邦レマック <7422> 466円 (+80円、+20.7%) ストップ高 東邦レマック <7422> [東証S]がストップ高。15日の取引終了後に、年間購入上限額を10億円とする暗号資産購入枠を設定すると発表しており、これを好材料視する買いが殺到した。対象となる暗号資産はビットコインやイーサリアムなどで、実施期間は7月から来年6月まで。財務基盤の安定化と将来の成長領域への対応を見据え、段階的に取得・保有するとしている。なお、業績への影響は軽微としている。 ■日宣 <6543> 877円 (+150円、+20.6%) ストップ高 日宣 <6543> [東証S]がストップ高。15日の取引終了後、25年8月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表したことを好感した買いが流入した。毎年2月末及び8月末時点で3単元(300株)以上を半年以上継続して保有する株主を対象に、QUOカード5000円分(年1万円分)を贈呈する。なお、初回の25年8月末を基準日とする株主優待に限っては継続保有の条件は設けない。また、同時に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高15億8700万円(前年同期比8.4%増)、営業利益1億5200万円(同29.7%増)、純利益1億500万円(同28.6%増)と大幅増益となったことも好材料視されたようだ。主力の広告宣伝事業で、全国のケーブルテレビ加入者向けテレビ番組情報誌「チャンネルガイド」事業が堅調に推移したほか、ペットとの共生に関するカタログなどのプロモーションの受注や大手外食チェーン向けマーケティング支援などが寄与した。なお、26年2月期通期業績予想は、売上高70億円(前期比26.5%増)、営業利益4億6000万円(同17.0%増)、純利益3億2000万円(同29.0%増)の従来見通しを据え置いた。 ■グッドパッチ <7351> 890円 (+150円、+20.3%) ストップ高 グッドパッチ <7351> [東証G]がストップ高。15日の取引終了後、25年8月期の期末配当について、初配当となる9円を実施すると発表したことが好感された。また、今後の配当は配当性向20~30%程度を目安にすることを基本方針にするという。また、同時に発表した第3四半期累計(24年9月-25年5月)連結決算で、売上高38億3500万円(前年同期比27.8%増)、営業利益5億900万円(同14.5倍)、純利益3億6400万円(同33.1倍)と通期計画の営業利益を上回って着地したことも好材料視されたようだ。デザインパートナー事業で、高付加価値な提案やサービスを提供することで顧客単価が上昇したほか、顧客社数も年間計画を上回って推移した。更に、大型プロジェクトの継続も全体を牽引した。なお、25年8月期通期業績予想は、売上高49億4600万円(前期比25.4%増)、営業利益4億1900万円(前期比12.3倍)、純利益2億7300万円(同24.8倍)の従来見通しを据え置いた。 ■ヘリオス <4593> 610円 (+100円、+19.6%) ストップ高 ヘリオス <4593> [東証G]がストップ高。16日正午、同社が申請した再生医療等製品の開発製造受託事業(CDMO事業)が、経済産業省の24年度補正予算「再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備投資支援事業費補助金」の新技術導入促進枠として採択されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。ヘリオスは約70億円の助成を受けてCDMO事業を本格的に始める。関連する経費や補助金収入については、主に研究開発費やその他収益として計上する予定。補助金の対象となる設備投資などは今期中に開始する計画で、業績に与える影響については判明し次第、公表するとした。 ■三機サービス <6044> 1,418円 (+228円、+19.2%) 一時ストップ高 三機サービス <6044> [東証S]が3日続急騰、一時ストップ高となった。同社は15日取引終了後、26年5月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比10.7%増の11億3000万円としていることや、期末一括配当計画を前期比3円増配の28円としていることが好感されたようだ。売上高は同12.9%増の233億円を見込む。サービス品質の更なる向上及びコスト削減のために、引き続き社内メンテナンスエンジニアによる作業の内製化率を上げるとともに、設備機器の実機による研修などで人材を育成することで事業拡大を図るとしている。また、26年5月期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定したこともあわせて発表。最終年度となる28年5月期の連結売上高目標を326億5000万円(25年5月期実績は206億3600万円)、連結営業利益目標を22億円(同10億2000万円)に設定している。 ■ABEJA <5574> 4,140円 (+640円、+18.3%) 一時ストップ高 ABEJA <5574> [東証G]が5日ぶり急反騰、一時ストップ高となった。同社は15日の取引終了後、25年8月期単独業績予想の上方修正を発表。売上高は34億5000万円から35億8000万円(前期比29.4%増)へ、営業利益は3億7000万円から4億4000万円(同51.5%増)へ、最終利益は3億5900万円から3億9100万円(同78.8%増)へ引き上げた。これを好感した買いが集中した。生成AIの大規模言語モデル(LLM)関連が売り上げの牽引役になり、第3四半期(3-5月)が計画を上振れたことに加えて、第4四半期(6-8月)も同様の上振れが見込まれている。第3四半期累計(24年9月-25年5月)は売上高が26億9300万円(前年同期比31.7%増)、営業利益が3億9900万円(同2.1倍)、最終利益が3億5300万円(同2.3倍)だった。ABEJAはあわせて新エネルギー・産業技術総合開発機構が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/競争力ある生成AI基盤モデル(GENIAC)」で、同社が提案した「ロングコンテキスト対応基盤モデルとAIエージェント構築に関する研究開発」が採択を受けたと発表した。同事業は第3期事業に当たるが、ABEJAは第1期事業と第2期事業にも取り組んでおり、これまで得た知見を生かし、精度及び利便性が高いLLMとそれに基づくAIエージェントの構築に取り組む。なお、今期の業績に与える影響は軽微であるとした。 ■串カツ田中 <3547> 1,714円 (+214円、+14.3%) 串カツ田中ホールディングス <3547> [東証S]が4日続急騰。居酒屋の「串カツ田中」を直営及びフランチャイズで全国展開するが食材価格の上昇をこなし、足もとの業績は会社側計画を大きく上回る好調な推移をみせている。15日取引終了後に発表した25年11月期上期(24年12月-25年5月)決算は営業利益が前年同期比50%増の6億7600万円と大幅な伸びを示し、会社側計画の4億円から大幅に上振れ着地した。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金を呼び込んだ。 ■JCRファ <4552> 686円 (+83円、+13.8%) 一時ストップ高 東証プライムの上昇率トップ。JCRファーマ <4552> [東証P]が続急騰、一時ストップ高となった。15日の取引終了後、同社の血液脳関門通過技術である「J-Brain Cargo技術」に関し、アルツハイマー病治療薬の開発を目指して、米国のアキュメン・ファーマシューティカルズとライセンスのオプション契約を締結したと発表。これをポジティブ視した買いが集まったようだ。アルツハイマー病の病理学的要因であるアミロイドベータオリゴマーを標的とする治療薬の開発に向けて、同技術を活用する。JCRファはアキュメン社から契約一時金を受領するほか、アキュメン社によるオプション権行使後には、開発マイルストーンフィーとして最大4000万ドル、販売マイルストーンフィーとして最大5億1500万ドル、合計で最大5億5500万ドルを受け取る見通し。販売後は正味売上高に応じた段階的ロイヤルティーを受領する権利を持つ。 ■Lドリンク <2585> 2,185円 (+248円、+12.8%) 東証プライムの上昇率2位。ライフドリンク カンパニー <2585> [東証P]が6日ぶり急反騰。大和証券は15日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「1(買い)」に引き上げた。目標株価は1800円から2600円に見直した。25年3月期実績は想定を下回ったが、26年3月期の会社計画は営業利益が前期比37.1%増の65億円と大幅増益ガイダンスとなった。同証券では今3月期の同利益は同水準の65億円、27年3月期は77億円を予想。御殿場工場のフル稼働や複数のM&Aなどが寄与し、2ケタ増益と最高益更新が続くとみている。中期的な利益成長を織り込む形で24年12月の終値ベース最高値(2527円)更新へ株価評価は高まってくると見込んでいる。 ■ジェイドG <3558> 1,485円 (+153円、+11.5%) ジェイドグループ <3558> [東証G]が3日ぶり急反騰。同社は15日取引終了後、26年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比15.4%増の5億5700万円となり、通期計画の15億円に対する進捗率は37.1%となった。売上高は同3.1%減の45億4800万円となったが、マガシーク統合が順調に進行したことなどが利益面に寄与した。また、これまで未定としていた今期の配当計画について、中間配当は見送り、期末に30円(復配)を実施することもあわせて発表している。 ■プリモGHD <367A> 1,895円 (+194円、+11.4%) プリモグローバルホールディングス <367A> [東証S]が続急騰。同社は15日の取引終了後、配当予想の修正に関する発表を行った。これまでは期末一括配当予想を「95円以上」としていたが、今回これを105円に改めた。配当利回りは15日終値ベースで6%超とあって、インカムゲイン狙いの投資家の資金が流入したようだ。業績が堅調に推移していることなどを踏まえた。あわせて開示した25年8月期第3四半期累計(24年9月-25年5月)の売上高は前年同期比11.3%増の204億7700万円、最終利益は同57.4%増の16億4200万円となった。同社はブライダルジュエリーの企画・販売を展開し、6月24日に東証スタンダード市場に新規上場したニューフェース。ダイヤモンドやプラチナなどの価格高騰の影響を受けながらも国内事業は2ケタの増収増益となったほか、海外事業も堅調に推移した。 ■東宝 <9602> 9,191円 (+904円、+10.9%) 東証プライムの上昇率3位。東宝 <9602> [東証P]が3日ぶり急反騰。15日の取引終了後、26年2月期の連結業績予想について、純利益を375億円から435億円(前期比0.3%増)へ上方修正したことが好感された。上場有価証券2銘柄を売却したことに伴い、投資有価証券売却益89億円を特別利益として計上することなどが要因という。なお、売上高3000億円(同4.2%減)、営業利益570億円(同11.9%減)の従来見通しを据え置いた。同時に発表した第1四半期(3-5月)決算は、売上高848億7800万円(前年同期比1.3%減)、営業利益193億3900万円(同21.3%減)、純利益115億6500万円(同28.4%減)だった。TOHO animation作品の国内外の配信権利用などが好調に推移したものの、前年同期に「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」「変な家」の高稼働に加え、「ゴジラ-1.0」の配信権収入を計上したことなどの反動があり、減収減益を余儀なくされた。 ■オープンG <6572> 385円 (+34円、+9.7%) 東証プライムの上昇率4位。オープングループ <6572> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は15日の取引終了後、26年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比9.9%増の19億6000万円、経常利益が同4.3倍の1億8900万円となった。経常利益が中間期予想を上回ったことを好感した買いが入り、株価の上昇率は一時18%近くとなった。オープンGはバックオフィス業務の自動化・効率化を促す RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などを展開。RPAツールを手掛けるインテリジェントオートメーション事業では、プロダクト開発を中心とした先行投資がかさんだものの、ライセンス収入が伸長したほか、コスト管理の強化による効果もあって利益率は改善した。前年同期にあった持ち分法による投資損失の反動による影響も出た。 ■プロパテクノ <5527> 1,495円 (+130円、+9.5%) property technologies <5527> [東証G]が続急伸。同社は15日の取引終了後、25年11月期第2四半期累計(24年12月-25年5月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比27.4%増の242億200万円、営業利益が同3.8倍の10億7700万円、最終利益が同27倍の5億4500万円だった。あわせて株式分割と自己株式の消却も発表し、材料視されたようだ。プロパテクノグループは中古マンション査定・買い取りプラットフォーム「KAITRY」を通じた中古住宅再生事業や戸建て住宅事業を展開。5月中間期はマンション販売数が増加し、プレミアムマンションや開発案件も収益拡大に寄与した。同社は7月30日に発行済み株式総数の1.40%に当たる5万8000株を消却する。消却後、7月31日を基準日として、8月1日付で1株を3株に分割する。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図る。 ■ケイブ <3760> 976円 (+78円、+8.7%) ケイブ <3760> [東証S]が3日ぶり急反発。14日取引終了後に発表した25年5月期通期の連結決算を受け、15日に急落した反動が出たもよう。また、15日から子会社のでらゲーが開発を行っているスマートフォン向けアクションバトルゲーム「OUTRANKERS(アウトランカーズ)」の事前登録を開始し、今年中にサービスを開始する予定としていることから期待感が高まっていた面もあるようだ。 ■インタライフ <1418> 402円 (+27円、+7.2%) インターライフホールディングス <1418> [東証S]が4日ぶり急反発。同社は内装工事を中心に商業施設などの設計・施工を行っているが、音響システム関連の大型案件などが寄与して足もとの業績の伸びが顕著となっている。15日取引終了後に発表した26年2月期第1四半期(25年3-5月)決算は営業利益が前年同期比38%増の5億3200万円と大幅増益を達成した。対通期進捗率も66%に達しており、これが株価を強く刺激する格好となっていた。また、上期に10円配当を実施することも併せて発表した。通期では20円配当を見込んでおり、配当利回りは15日終値換算で5.3%と非常に高いことも改めて注目されていたもようだ。 ■クオリプス <4894> 6,210円 (+270円、+4.6%) クオリプス <4894> [東証G]が3日ぶり大幅反発。16日正午ごろ、経済産業省の24年度補正「再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備支援事業費補助金(再生CDMO補助金)」に採択されたと発表しており、好材料視された。同事業は、再生・細胞医療・遺伝子治療製品を円滑に製造できる能力を国内に確保し、日本の創薬力の強化及び再生・細胞医療・遺伝子治療製品の受託製造業を輸出産業とすることを目的とした事業。同社は、細胞の大量培養を目的とした新しい技術の開発を行っていることから、「新技術導入促進枠」として採択されたという。なお、26年3月期業績への影響は軽微としている。 ■テクノフレ <3449> 1,411円 (+45円、+3.3%) テクノフレックス <3449> [東証S]が3日ぶり大幅反発。15日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、売上高を235億円から237億円(前期比7.5%増)へ、営業利益を28億円から29億円(同32.1%増)へ、純利益を24億円から25億円(同90.4%増)へ上方修正したことが好感された。上期において、半導体関連事業を中心に業績が計画を上回ったことが要因としている。 ■京阪神ビル <8818> 1,546円 (+48円、+3.2%) 京阪神ビルディング <8818> [東証P]が大幅反発。15日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資会社であるストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)の保有割合が5.97%から7.14%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、保有目的は純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は7月8日となっている。 ■化工機 <6331> 2,047円 (+57円、+2.9%) 三菱化工機 <6331> [東証P]が5日ぶり反発。同社は16日、ちとせグループ(川崎市高津区、統括会社はシンガポールのちとせバイオエボリューション)がマレーシアのサラワク州に建設した世界最大規模の微細藻類生産施設向けに抽出設備一式を受注したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。ちとせグループは、太陽光をエネルギー源とする藻類産業の構築をはじめ、バイオを基点とする社会の実現に向けた産業横断型の連携プロジェクト「MATSURI(まつり)」を主宰。同社は22年5月にちとせグループとパートナー契約を締結し、「MATSURI」プロジェクトに参画している。 ■スクエニHD <9684> 9,960円 (+246円、+2.5%) スクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> [東証P]が3日ぶり反発。シンガポールに拠点を置く3Dインベストメント・パートナーズがスクエニHDの株式を買い増していたことが15日の取引終了後に明らかとなった。同日に提出された変更報告書によると、3Dインベストメント・パートナーズの保有割合は11.93%から13.12%に上昇した。保有目的は「純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」としている。報告義務発生日は8日。 ■エラン <6099> 801円 (+13円、+1.7%) エラン <6099> [東証P]が3日ぶり反発。15日の取引終了後、東京証券取引所への上場申請を決めた、メディカルアパレルの開発・販売を行うクラシコ(東京都港区)の株式を取得し持ち分法適用会社化すると発表しており、好材料視された。なお、議決権所有割合は33.33%になる。 ■ベクトル <6058> 1,107円 (+15円、+1.4%) ベクトル <6058> [東証P]が続伸。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高148億200万円(前年同期比6.7%増)、営業利益16億8900万円(同22.9%増)、純利益7億6700万円(同39.6%増)と大幅増益となり、上期計画に対する営業利益の進捗率が80%に達したことが好感された。主力のPR・広告事業で、前期にテコ入れを行った動画広告配信サービスを提供するNewsTVや韓国事業が順調に回復に向かっているほか、タクシーサイネージ事業が好調。また、PR TIMES <3922> [東証P]が手掛けるプレスリリース配信事業が過去最高の四半期売上高・営業利益を更新したことも貢献した。なお、26年2月期通期業績予想は、売上高630億円(前期比6.3%増)、営業利益85億円(同5.9%増)、純利益50億円(同19.2%増)の従来見通しを据え置いた。 ※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース