外為サマリー:149円00銭近辺で推移、一時ドル買いの勢いが弱まる場面も

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為替

 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円97銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円25銭程度のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円88銭前後と前日に比べ1円15銭程度のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)で前月比の上昇率が5月から加速し、米長期金利が上昇したことを受けて一時149円02銭まで上伸した。
 
 ただ、この日の東京市場のドル円相場は朝方に148円71銭まで伸び悩む場面があった。4月3日以来のドル高・円安水準をつけた反動で、利益確定や持ち高調整のドル売り・円買いが出た。とはいえ、20日投開票の参院選の結果次第では拡張的な財政政策に傾くとの懸念から円売りが出やすくなっており、その後は149円00銭近辺で推移している。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1608ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0080ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=172円94銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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