14日の米株式市場の概況、NYダウ反発 暗号資産関連が買われる

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 14日の米株式市場では、NYダウが前週末比88.14ドル高の4万4459.65ドルと反発した。トランプ関税に関する米国と関係国との交渉に対し、関税率が引き下げられる余地があるとの楽観的な見方があり、主力株への買いを誘った。ビットコインが最高値を更新したことは、暗号資産関連株に追い風となった。

 ウォルマート<WMT>やボーイング<BA>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が堅調推移。ケンビュー<KVUE>が値を上げ、サークル・インターネット・グループ<CRCL>が大幅高となった。一方、シェブロン<CVX>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が軟調推移、A10ネットワークス<ATEN>が下値を探る展開となった。

 ナスダック総合株価指数は54.80ポイント安の2万0640.32と反発した。テスラ<TSLA>やアンシス<ANSS>、クラフト・ハインツ<KHC>が株価水準を切り上げたほか、オートデスク<ADSK>とスティッチ・フィックス<SFIX>、ロケット・ラボ<RKLB>が急伸。パランティアテクノロジーズ<PLTR>やマイクロストラテジー<MSTR>が買われた。一方、アップル<AAPL>が冴えない展開となり、エヌビディア<NVDA>が値を下げ、ヘンリー・シャイン<HSIC>とシノプシス<SNPS>が安い。

出所:MINKABU PRESS

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