良品計画が4日ぶり反発、25年8月期業績予想の上方修正と株式分割発表を好感

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 良品計画<7453.T>は朝方こそ安い場面もみられたが、その後切り返し4日ぶりに反発している。前週末11日の取引終了後、25年8月期の連結業績予想について、売上高を7700億円から7760億円(前期比17.3%増)へ、営業利益を670億円から700億円(同24.7%増)へ、純利益を455億円から470億円(同13.1%増)へ上方修正したことが好感されている。

 国内外での新規出店に伴う店舗数の増加や売り上げが好調に推移したことに加え、為替の影響や、海外における値下げ率の抑制効果などが営業利益を押し上げ、第3四半期業績が計画を上回ったことが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(24年9月~25年5月)決算は、売上高5910億9300万円(前年同期比19.2%増)、営業利益594億600万円(同39.9%増)、純利益435億9100万円(同30.1%増)だった。

 また、8月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家により投資しやすい環境を整え、株式の流動性を向上し、投資家層の更なる拡大を図ることが目的。なお、同社の株式分割は19年9月以来6年ぶりとなる。

出所:MINKABU PRESS

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