ファストリが大幅安で7日続落、3~5月期最終減益をネガティブ視

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 ファーストリテイリング<9983.T>が大幅安で7日続落。同社は10日の取引終了後、25年8月期第3四半期累計(24年9月~25年5月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比10.6%増の2兆6167億800万円、最終利益は同8.4%増の3390億9900万円となった。一方、3~5月期の最終利益は同9.7%減と低調だった。11日は日経平均株価のミニ先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出日となり、日経平均の寄与度の高い同社株は寄り付きにおいて先物と絡めたインデックス売買の影響を受けることを余儀なくされる。SQ関連の需給要因が作用するなか、直近四半期の利益水準に対して物足りなさを意識した売りが優勢となり、下値を探る形となったようだ。3~5月期は日本や欧州、北米、東南アジア・インド・豪州や韓国のユニクロ事業が好調に推移した半面、中国大陸のユニクロ事業とジーユー事業は、構造改革の影響もあって3~5月期は減益となった。

出所:MINKABU PRESS

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