8日の米株式市場の概況、NYダウ165ドル安 関税政策への警戒続く

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 8日の米株式市場では、NYダウが前日比165.60ドル安の4万4240.76ドルと続落した。この日、トランプ大統領は銅や銅製品、医薬品に対する関税を発動する意向を示した。関税政策を巡る不透明感が引き続き意識されたほか、企業の決算発表が本格化するのを前に主力株の一角に利益確定目的の売りも出て、全体相場を押し下げた。

 JPモルガン・チェース<JPM>やバンク・オブ・アメリカ<BAC>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が冴えない展開となり、ナイキ<NKE>が下値を探った。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やシェブロン<CVX>が堅調。UWMホールディングス<UWMC>やフリーポート・マクモラン<FCX>が買われ、プロキドニー<PROK>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は5.94ポイント高の2万0418.46と小反発した。テスラ<TSLA>やエヌビディア<NVDA>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。メリット・メディカル・システムズ<MMSI>が株価水準を切り上げた。一方、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアルファベット<GOOGL>が値を下げ、ソーラーエッジ・テクノロジーズ<SEDG>やエンフェーズ・エナジー<ENPH>が安い。

出所:MINKABU PRESS

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