米外為市場サマリー:対日25%関税通知を受け一時146円20銭台に上伸

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為替

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円05銭前後と前週末と比べて1円60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=171円03銭前後と同85銭程度のユーロ高・円安だった。

 米関税政策を巡る不透明感が強まるなか、インフレ再燃の思惑などを背景にドル買い・円売りが先行した。トランプ米大統領が米東部時間7日正午(日本時間8日午前1時)すぎから貿易相手国に8月1日から適用される新たな関税率の通知を始め、日本と韓国に対して25%の関税をかけると通告したことが分かると、日本経済への悪影響を懸念した円売りが加速。米長期金利の上昇を受けて日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りも流入し、ドル円相場は一時146円24銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1709ドル前後と前週末に比べて0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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