今週の「妙味株」一本釣り! ─ ヒビノ
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●ヒビノ <2469> 【目標株価】2800円(27日終値2438円) 「今期は新子会社とコンサート・イベント事業の成長が寄与へ」 ヒビノ <2469> [東証S]は6月5日に戻り高値2544円をつけたあとは上げ一服となっているが、日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが実現。年初来高値は1月30日の3180円と上値余地は大きく、時価は仕込み好機と捉えたい。 同社はプロ用AV&ITのトータルソリューション企業として、音響・映像機器の販売・施工、建築音響に関する設計・施工、コンサートやイベント の音響及び大型映像サービスを手掛けている。26年3月期は前期に子会社化したオーストラリア企業と今期から子会社となったシンガポール企業が業績に寄与するほか、大阪・関西万博やジャパンモビリティショーなどの取り込みにより、連結売上高は前期比11.0%増の660億円になる見通し。営業利益は前期の大型案件の反動などが影響するものの、コンサート・イベント事業の成長でカバーできそうなことから同0.7%増の42億円と3期連続の増収増益が見込まれている。 また、生成AI を活用した動画サービスDO/AI(ドゥ・エーアイ)を手掛けるWIT COLLECTIVE(東京都港区)とパートナーシップを組み、生成AIを活用した次世代エンターテインメントの開発を推進すると6月19日に発表したことに注目。ヒビノグループが持つライブエンタメの大型映像技術や空間演出のプロデュース力、映像制作ノウハウと、WIT COLLECTIVEの生成AI活用力・企画力を掛け合わせ、エンタメの創造性を拡張して多様な映像体験価値の提供を目指すとしている。 株探ニュース