サツドラHDが底堅い、今期は連続最高益更新・2円増配計画示す
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サツドラホールディングス<3544.T>が底堅い。同社は前週末20日の取引終了後、25年5月期の連結決算発表にあわせ、26年5月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比1.8%増の1020億円、最終利益予想は同4.2%増の8億円、年間配当予想は同2円増配の12円とした。前期に続き過去最高益を更新する計画と増配予想を示し、下値を支える要因となったようだ。25年5月期の実績は売上高、各利益ともに従来予想に対して上振れして着地した。ドラッグストアなどを手掛けるリテール事業において商品単価の上昇やビューティーケア関連の伸長が収益を押し上げる要因となり、訪日外国人客需要も取り込んだほか、不採算店舗の閉店や販管費の抑制も奏功した。サツドラHDは中期経営計画を見直し、28年5月期に売上高1060億円、営業利益27億円(26年5月期見通しは18億円)にする目標を設定。今期から年間10円を下限とする累進配当を導入し、将来的に配当性向30%を目安とする方針も示した。 出所:MINKABU PRESS