外為サマリー:146円台半ばで推移、有事のドル買い優勢

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為替

 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=146円46銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円05銭程度のドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円09銭前後と前日に比べ65銭程度のドル高・円安で取引を終えた。中東情勢を巡る警戒感から流動性の高いドルを確保する動きが続き一時146円22銭まで上伸した。

 この日の東京市場は、米軍が現地時間22日未明(日本時間22日午前)にイランの核施設を攻撃したことから「有事のドル買い」が先行した。この日の時間外取引で米指標油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近8月物が騰勢を強めていることで、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易赤字拡大を意識した円売り・ドル買いが入りやすく、ドル円相場は146円台半ばでの推移となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1489ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=168円26銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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