<動意株・13日>(前引け)=タイミー、ハートシード、ビジョナル

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 タイミー<215A.T>=3日ぶり大幅反発。同社は12日の取引終了後、25年10月期第2四半期累計(24年11月~25年4月)の単体決算を発表。売上高は前年同期比32.2%増の164億6000万円、最終利益は同2.7倍の25億6400万円となった。大幅な増収増益で着地したことが株価のサポート要因となったようだ。デジタル広告によるマーケティング活動が奏功し、登録ワーカー数は大幅に増加して1125万人を超えた。登録クライアント事業所数は36万9000拠点を上回り、結果として流通総額は前年同月比34.8%増の565億7100万円と大きく伸長。不正利用対策に関連する費用の計上を補って利益拡大につなげた。

 Heartseed<219A.T>=上値追いに拍車かかりストップ高。12日取引終了後に24年11月~25年4月期単独決算を発表。売上高は19億1900万円(前年同期1億5300万円)と急増し、営業損益は8億9600万円の黒字(同7億2000万円の赤字)に浮上しており、これが好感されている。デンマーク製薬大手ノボ・ノルディスク<NVO>との独占的技術提携・ライセンス契約に基づく開発マイルストンを達成し、マイルストン収入を収益に計上したため。なお、通期の増収・営業赤字見通しに変更はない。

 ビジョナル<4194.T>=大幅高で1万円大台乗せ。2022年12月以来の高値圏に浮上した。同社は12日の取引終了後、25年7月期第3四半期累計(24年8月~25年4月)の連結決算の発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから31億円増額して795億円(前期比20.2%増)、最終利益予想を9億2000万円増額して143億9000万円(同10.8%増)に引き上げており、好感されたようだ。企業の採用ニーズが堅調に推移するなか、ビズリーチ事業を中心に第3四半期時点で業績が計画を上振れして伸長した。第3四半期累計の売上高は前年同期比20.3%増の588億4900万円、最終利益が同13.3%増の125億5700万円だった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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