南海電に再評価余地、国内有力証券は投資判断「A」を継続

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 南海電気鉄道<9044.T>に再評価余地が指摘されている。岩井コスモ証券は11日、同社株の投資判断「A」と目標株価3500円を継続した。25年3月期の連結営業利益は前の期比12.4%増の346億5500万円と会社計画(340億円)を超過して着地。鉄道事業の空港線がインバウンド効果によりコロナ前の輸送人員を大きく上回るなど好調だった。26年3月期の同利益は前期比5.9%減の326億円の見込みだが、万博効果も期待できるだけに同証券では343億円への上振れを予想している。26年4月に社名を「NANKAI」に変更し、28年3月期を最終年度とする新中期経営計画では最大3600億円の集中投資の実施を表明するなど生まれ変わりを図ることを評価している。

出所:MINKABU PRESS

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