<動意株・4日>(大引け)=エデュラボ、ハイレックス、良品計画など

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材料

 EduLab<4427.T>=物色の矛先向かいストップ高。この日、グループ会社である教育測定研究所が、文部科学省が実施する「セキュアな環境における生成AIの校務利用の実証研究事業」における業務を受託したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。受託したのは、「生成AIの校務での活用に関する実証研究の支援・分析・成果とりまとめ、諸課題の調査・検証」に関する業務。教職員の働き方改革やDXの推進に貢献していくとしている。

 ハイレックスコーポレーション<7279.T>=3日ぶり急反発。3日の取引終了後、集計中の4月中間期連結業績について、売上高が従来予想の1479億円から1523億4700万円(前年同期比1.3%減)へ、営業利益が11億円から23億4300万円(同14.4倍)へ、純利益が9億円から17億7900万円(同9.3倍)へ上振れて着地したようだと発表した。米国や欧州では主要顧客の販売不振の影響で売上高が伸び悩んだものの、日本、韓国並びに中国では堅調に推移した。また、主に韓国、メキシコ並びに中国の子会社で原価低減、生産性向上及び人員抑制や経費削減などの合理化を推進したことなども寄与した。

 良品計画<7453.T>=上げ足強め新値街道快走。3日の取引終了後に発表した5月度の国内売上高で、直営既存店とオンラインストアを合わせた売上高は前年同月比12.2%増となり、16カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年よりも土日祝日が1日多い影響がプラス2ポイント程度あったほか、生活雑貨及び食品が引き続き牽引した。また、衣服・雑貨も前年実績を上回った。なお、直営全店とオンラインストアを合わせた売上高は同22.0%増だった。

 メタリアル<6182.T>=大幅反発。3日の取引終了後、ネットワークリスク評価・サイバー対策レポート作成AIエージェント「Metareal サイバーセキュリティ」の提供を開始したと発表しており、好材料視されている。同サービスは、金融機関の情報システム部門やITセキュリティの担当者、システム運用担当者、セキュリティアナリスト、CSIRTメンバー、サイバーリスク管理や監査対応を担う管理職・責任者などの利用を想定。生成AIを活用して「社内の監視ログや障害記録」と「最新のサイバー脅威・国際基準」など多様なデータを統合分析し、リスクの定量評価から具体的な対策案の自動提案、監査証跡の生成までをワンストップで実現する。これにより、従来の手作業や属人化を排除し、金融機関が求める高度な説明責任や規制対応、スピーディな意思決定を強力に支援するとしている。

 魁力屋<5891.T>=物色人気に新高値。3日取引終了後、ラーメンなどの飲食ブランドを展開するグランキュイジーヌ(東京都中央区)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。グランキュイジーヌは魁力屋が展開する商品とは異なるラインアップを擁しており、さまざまな事業シナジーを得る狙いがある。これが手掛かりとなっている。

 スターシーズ<3083.T>=ストップ高。同社は3日の取引終了後、中国・上海に本社を置く蓄電池メーカーのロベステック社との間で、業務提携契約を締結すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。日本国内の50カ所のサイトに対し、合計400メガワット時の製品を供給。今後3年間で75億円の売り上げを見込む。スターシーズは系統用蓄電池事業への参入は成長戦略の柱として最適だと判断した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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