東京株式(寄り付き)=大幅反発、エヌビディア時間外上昇と円安加速が追い風に
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29日の東京株式市場は大きく買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比324円高の3万8046円と反発。 前日の欧州株市場が総じて軟調で、米国株市場でもNYダウが朝方高く始まったもののその後は下値を探る動きに終始した。ただ、注目されたエヌビディアの決算発表は売上高や一株利益が市場コンセンサスを上回るなど好調な内容だった。同社株は時間外で大きく買われるなど人気化したことから、東京市場でも半導体セクターなどを中心に追い風材料となっている。外国為替市場で急速にドル高・円安方向に振れていることも投資家のセンチメント改善に寄与し、全体相場に浮揚力が加わっている。一方、3万8000円近辺では累積売買代金が高水準で、戻り売り圧力をこなせるかどうかがポイントとなる。 出所:MINKABU PRESS