大盛工業、今期経常を一転22%増益に上方修正

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決算

 大盛工業 <1844> [東証S] が5月16日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年7月期の連結経常利益を従来予想の4億3800万円→7億2700万円(前期は5億9500万円)に66.0%上方修正し、一転して22.2%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5400万円の赤字→2億3500万円の黒字(前年同期は2億1000万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、11.9%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年7月期の通期業績予想は、以下の業績となる見込みです。(個別業績)売上高につきましては、建設事業において、工事の進捗が概ね順調に推移し、特に当連結会計年度において完成します3工事における設計変更等による大幅な増額が見込まれるものの、OLY事業における受注量の低下等による売上高の減少及び不動産事業において計画しております1件の保有不動産の販売が未達となることが見込まれることから24百万円減少し、4,744百万となる見込みです。営業利益につきましては、OLY事業における受注減少に伴う販売収益の減少が見込まれるものの、建設事業における設計変更増額に伴う工事収益の向上、工事期間の短縮、工事費の低減等により完成工事総利益の大幅な上積みが図れる見込みであり、不動産事業におきましても、販売未達が見込まれるものの、保有賃貸物件の入居率向上の取組みが奏功し、当初予定した収益計画を達成する見込みでありますことから、278百万円増加し、620百万円となる見込みです。また、経常利益につきましては、営業利益の増加及び受取配当金収入の計上等により、267百万円増加し、624百万円となる見込みあり、当期純利益につきましても、経常利益の増加及び法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額の計上の結果、168百万円増加し、458百万円となる見込みです。(連結業績)連結売上高につきましては、子会社の株式会社東京テレコムエンジニアリングにおきましては計画を上回ることが見込まれるものの、井口建設株式会社における官庁工事の発注時期の遅れ、港シビル株式会社における受注競争の熾烈化が増す状況等から124百万円減少し、6,405百万円となることが見込まれますが、子会社3社における収益は当初計画を確保できる予定であり、営業利益759百万円、経常利益727百万円、親会社株主に帰属する当期純利益516百万円の業績となる見込みです。(注)通期の連結業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。

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