午前:債券サマリー 先物は反発、米金利低下が波及 長期金利は一時1.450%に低下

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市況

 16日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。前日の米国市場で、長期債相場が上昇(金利は低下)した流れが円債相場に波及した。

 4月の米卸売物価指数が市場予想に反して前月比で低下した。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が台頭。米長期金利は4.43%に低下した。

 日本の内閣府が16日に発表した1~3月期の実質国内総生産(GDP)は、年率換算で0.7%減、前期比0.2%減となり、4四半期ぶりのマイナス成長となった。円債相場の反応は限定的なものとなった。

 先物6月限は前営業日比22銭高の139円40銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回りは1.470%で推移。一時、前日比で0.020ポイント低い1.450%をつけた。

出所:MINKABU PRESS

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