<動意株・16日>(前引け)=ピアラ、PAコンサル、ヒューマンT

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 ピアラ<7044.T>=物色人気集中。80円高は470円でストップ高カイ気配に張り付く状況となっている。美容や健康食品領域に特化したeコマースの販促支援事業を展開しており、商品開発及びブランディングに始まり顧客の囲い込みまで一気通貫で対応し、足もとトップラインの拡大が著しい。24年12月期の売上高は前の期比5割近い伸びを達成したが、25年12月期についても前期比18%増収の159億3600万円を見込み、営業損益も1億6100万円と念願の黒字化を果たす見通しにある。そうしたなか、15日取引終了後に発表した25年1~3月期決算では、売上高が前年同期比51%増の44億5600万円と急増しており、通期予想に対する進捗率も28%と順調。更に株主優待制度の新設を発表しており、その内容は毎年6月末と12月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に1万8000円分(年間合計で3万6000円分)のデジタルギフトを贈呈するというもので、これが投資マネーの琴線に触れた。株価は気配値のまま年初来高値圏に突入しているが、依然として400円台で値ごろ感があり、個人投資家を中心とした短期資金の旺盛な買い意欲が反映されている。

 プラスアルファ・コンサルティング<4071.T>=急伸、一気に年初来高値更新。15日取引終了後に24年10月~25年3月期連結決算を発表。売上高は前年同期比26.5%増の81億7800万円、営業利益は同28.9%増の27億9200万円だった。人事管理システム「タレントパレット」などを手掛ける主力のHRソリューション事業が大きく伸びた。これが好感されている。

 ヒューマンテクノロジーズ<5621.T>=急速人気化で上昇加速。中小企業を主要顧客に勤怠管理システムをクラウドサービスで提供するが、課金IDの増勢が顕著で収益拡大が続いている。15日取引終了後に発表した25年3月期決算は営業利益が前の期比79%増の9億3000万円と急拡大、続く26年3月期も同利益が前期比38%増の12億8500万円と大幅な伸びを続ける見通しにあり、これを好感する買いが流入している。更に好業績を背景に株主還元も強化し、前期の配当を従来計画の17円から20円50銭に上方修正したほか、今期配当については前期比7円50銭の増配となる28円を計画している。株主への配当政策に積極的な姿勢も評価されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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