オキサイドの戻り足鮮明、9カ月半ぶりに26週線ブレークし長期下降トレンドからの離脱示唆

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 オキサイド<6521.T>の戻り足が鮮明だ。株価はきょうで4連騰となり上げ幅も拡大。一時68円高の1381円まで上値を伸ばした。株価は2023年2月以降長期下落トレンドにあったが、直近26週移動平均線を9カ月半ぶりに上回り、大底圏離脱の動きを示唆している。光学分野における酸化物単結晶やレーザー光源、光デバイス開発などで独自技術を有するニッチトップだが、26年2月期は営業利益が前期比3.2倍の4億900万円予想と回復色を強める。量子コンピューターの通信で必須となる中継器向け光関連デバイスなども手掛けており、米国で昨年末来、量子コンピューター分野が投資テーマ対象として注目されるなか、同社にも思惑買いが向かう可能性がある。米国では今月8日、量子コンピューティングシステムの開発を手掛けるD―ウェイブクアンタム<QBTS>が、四半期決算発表を契機に50%高に買われ話題となった経緯がある。

出所:MINKABU PRESS

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