反落、OPECプラスの会合前の見切り売りで軟調=NY原油概況
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NY原油先物6 月限(WTI)(終値) 1バレル=58.29(-0.95 -1.60%) ニューヨーク原油は反落。時間外取引は米中が関税交渉進展観測でアジア時間の午前中から小幅続伸で推移。欧州時間に入ると60ドル超えが出来ず、上値の重さから上げ幅を削り、小幅安に軟化。日中取引に入ると、序盤こそ小幅安にとどまっていたが、前半の取引から軟調な値動きを強いられた。5日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの会合を控えるなか、60ドルを手前に上値を抑えられたことで見切り売りが増加もようとなった。米中の貿易協議の進展期待による米株の続伸は追い風となったが、6月にOPECプラスが生産拡大観測が根強く、下げ幅を拡大した。58ドル割れ後、買い戻しの動きなどで下値を切り上げたが前日の上げ幅をほぼ失う下落となった。 MINKABU PRESS