午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、手掛かり材料難 長期金利一時1.305%に低下
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30日の債券市場で先物中心限月6月限は小幅続伸した。前日の米国市場で長期債相場が上昇(金利が低下)したことが支援材料となった。日中は手掛かり材料難となり、翌1日に発表される日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとのムードも強まった。 大型連休を控えて市場参加者が少なく、商いは低調だった。月末となり持ち高調整目的の売買もあって、全体的に方向感を欠く展開となった。先物は午前中にマイナス圏で推移する場面があったが、午後に一時140円77銭まで上昇した。 先物6月限は前営業日比2銭高の140円65銭で取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント低い1.310%で推移。一時1.305%まで低下した。 出所:MINKABU PRESS