「地方銀行」がランキング16位、合従連衡相次ぎ再編思惑高まる<注目テーマ>
投稿:
★人気テーマ・ベスト10 1 円高メリット 2 半導体 3 ディフェンシブ 4 人工知能 5 防衛 6 親子上場 7 食品 8 TOPIXコア30 9 サイバーセキュリティ 10 読売333 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「地方銀行」がランキング16位となっている。 地方銀行の業界再編に向けた動きが活発化している。新潟県を地盤とする第四北越フィナンシャルグループ<7327.T>と群馬県を本拠とする群馬銀行<8334.T>は24日、27年春の経営統合を目指すことを発表した。また、3月27日には長野県を地盤とする八十二銀行<8359.T>と山梨県の山梨中央銀行<8360.T>、静岡県のしずおかフィナンシャルグループ<5831.T>傘下の静岡銀行が包括業務提携を締結し、「富士山・アルプス アライアンス」を発足させることを明らかにした。人口が減少し東京一極集中が進むなか、地方銀行を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、今後も有力地銀による合従連衡は続くとみられている。 30日から来月1日にかけて開催される日銀金融政策決定会合では、金融政策は現状維持となりそうだが、日銀による利上げ観測は根強く残るとみられている。地銀株は低PBRで高配当利回り銘柄が多く、トランプ関税による影響も限られる内需銘柄として再評価余地は大きい。コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>やふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>、ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>、七十七銀行<8341.T>、京都フィナンシャルグループ<5844.T>などに注目したい。 出所:MINKABU PRESS