東京株式(前引け)=前日比488円高、米株高と円安進行も追い風に

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市況

 25日前引けの日経平均株価は前日比488円24銭高の3万5527円39銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億800万株、売買代金は約2兆1346億円。値上がり銘柄数は1011、値下がり銘柄数は559、変わらずは65銘柄だった。

 日経平均株価は上昇。前日の米株式市場では、米中貿易摩擦の緩和に対する期待が膨らみNYダウが486ドル高と3日続伸、ナスダック指数も大幅高だった。これを受け、東京市場もハイテク株中心に買いが流入し値を上げる展開となった。日経平均株価の上昇幅は一時600円を超えた。加藤勝信財務相とベッセント米財務長官による日米財務相会談では、為替に対する具体的な言及がなく、一時1ドル=143円台に円安が進行したことも好感された。

 個別銘柄では、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、フジクラ<5803.T>やソフトバンクグループ<9984.T>が上昇した。三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>が値を上げ、ニデック<6594.T>が買われた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やディー・エヌ・エー<2432.T>、デンソー<6902.T>が軟調。サンリオ<8136.T>や野村総合研究所<4307.T>が値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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