トーカイ、前期経常を一転4%増益に上方修正

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決算

 トーカイ <9729> [東証P] が4月21日大引け後(19:50)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の81.9億円→88.3億円(前の期は85億円)に7.8%上方修正し、一転して3.9%増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の55.7億円→47.3億円(前の期は58.1億円)に15.1%下方修正し、減益率が4.0%減→18.5%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の42.7億円→49.2億円(前年同期は46.3億円)に15.0%増額し、一転して6.1%増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 3.業績予想修正の理由通期の見通しにつきましては、売上高は、2024年7月に取得した株式会社mik japan及び同12月に取得した株式会社介護センター花岡の連結業績への取り込みや、主力のレンタル事業の売上が好調に推移したことなどにより、前回発表の連結業績予想を上回る見込みです。利益面につきましては、主力のレンタル事業が好調に推移したこと及び価格適正化への取り組みなどにより、営業利益、経常利益ともに前回発表の予想を上回る見込みであります。一方、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の通り、調剤薬局事業の一部店舗やシルバー事業の九州メンテナンスセンター、株式会社mik japanに係るのれんについて減損損失を計上したことにより、前回発表の予想を下回る見込みであります。なお、期末の配当金につきましては、期初予想どおり1株当たり29円とし、中間配当(1株当たり29円)と併せて年間58円で修正はありません。(注)本資料に記載されている特別損失額の記述については、現在、会計監査人による監査手続が完了していないため、実際の損失額は予想数値と異なる場合があります。 また、上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

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