東京株式(前引け)=前日比205円高、中外薬の上昇などが寄与
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18日前引けの日経平均株価は前日比205円69銭高の3万4583円29銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億3111万株、売買代金概算は1兆6681億円。値上がり銘柄数は1488、値下がり銘柄数は130、変わらずは17銘柄だった。 日経平均株価は上昇。前日の米株式市場でNYダウは527ドル安と下落したことも警戒され、寄り付きの日経平均株価は小幅に値を下げてスタートした。ただ、下値には値頃感からの買いも流入し、売り一巡後はプラス圏に浮上した。特に中外製薬<4519.T>が急伸し、日経平均株価の上昇に寄与した。同社は米イーライ・リリー<LLY>に権利を譲渡している肥満症薬候補の第3相臨床試験で有効性と安全性が示されたことが材料視された。海運や石油、小売りなどのセクターも上昇した。ただ、今晩の米国はグッドフライデーで休場となることもあり、やや様子見姿勢も強まっている。 個別銘柄では、三菱重工業<7011.T>やフジクラ<5803.T>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やファーストリテイリング<9983.T>がしっかり。武田薬品工業<4502.T>や第一三共<4568.T>が堅調。フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が急伸した。半面、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>が安く、リクルートホールディングス<6098.T>やサンリオ<8136.T>が軟調だった。 出所:MINKABU PRESS