東京株式(前引け)=反発、強弱観対立も買い戻し優勢の展開に

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市況

 17日前引けの日経平均株価は前営業日比291円89銭高の3万4212円29銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億9108万株、売買代金概算は1兆7251億円。値上がり銘柄数は1003、対して値下がり銘柄数は560、変わらずは72銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなかも空売り筋の買い戻し優勢の地合いとなり、日経平均は反発に転じた。日米間の関税交渉で、為替についての議論が出なかったほか、おおむね警戒していた内容とはならなかったことで、ショートカバーを誘った。前引け時点で日経平均は3万4000円台を回復している。

 個別では川崎重工業<7012.T>、三菱重工業<7011.T>、IHI<7013.T>など防衛関連が高く、アドバンテスト<6857.T>、レーザーテック<6920.T>もしっかり。日本農薬<4997.T>が急騰、マネーフォワード<3994.T>、カカクコム<2371.T>も値を飛ばした。半面、東京エレクトロン<8035.T>が安く、パルグループホールディングス<2726.T>、スギホールディングス<7649.T>が大幅安に売られた。

出所:MINKABU PRESS

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