住石HD、前期経常を38%上方修正、配当も5円増額
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住石ホールディングス <1514> [東証S] が4月16日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の34億円→47億円(前の期は81億円)に38.2%上方修正し、減益率が58.1%減→42.0%減に縮小する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.8億円→23.8億円(前年同期は25.8億円)に2.2倍増額し、減益率が58.2%減→7.9%減に縮小する計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→30円(前の期は60円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 通期連結累計期間の業績につきましては、当下期において、主力事業部門の石炭販売取引に関し、上期同様エネルギー需要の緩みにより石炭市況の軟化が見られ、かつ石炭販売量が減少したことを主要因として、売上高は前回発表予想数値を下回る見込となりました。一方、豪州ワンボ炭鉱から配当金が下期予想を上回ったことから、各段階損益の前回発表予想数値を上方修正いたします。 当社は、企業価値の継続的向上を図るとともに、株主の皆様に対する配当金の支払による利益還元を経営上の重要課題の一つとして位置付けております。配当額については、株主の皆様に配当性向40%を目安に安定的な配当を継続して行うことを基本としつつ、当社を取り巻く経営環境や収益状況に対応して将来の事業展開に備えるため内部留保の充実などを勘案の上、決定する方針を採っております。 2025年3月期の1株当たり配当予想につきましては、今回の連結業績予想の修正により親会社株主に帰属する当期純利益の増額が見込まれることから、配当性向40%を踏まえ、表のとおり、予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、今後様々な要因により異なる結果となる可能性があります。 以上