さいか屋、上期経常を63%上方修正、通期も増額

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決算

 さいか屋 <8254> [東証S] が4月8日大引け後(17:15)に業績修正を発表。25年8月期第2四半期累計(24年9月-25年2月)の連結経常利益を従来予想の6300万円→1億0300万円(前年同期は5800万円)に63.5%上方修正し、増益率が8.6%増→77.6%増に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の1億0300万円→1億0600万円(前期は1億円)に2.9%上方修正し、増益率が3.0%増→6.0%増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2025年8月期第2四半期累計期間の業績予想におきまして、大型テナント招致に関わる固定資産受贈益、横須賀店改装に伴う改装費用及び支払利息で△9百万円を営業外損益として見込んでおりましたが、横須賀店改装に伴う改装費用20百万円が下期にずれ込んだため、上期の経常利益が30%以上の上振れとなりました。なお、個別業績における経常利益は、弊社100%子会社アルファトレンド株式会社からの配当金80百万円の受入れによるものであります。通期の連結業績予想につきましては、下期売上高は当初の業績予想のままとし、営業利益につきましても引き続きローコストオペレーションを継続し、上期の未達分を挽回すべく、年間業績予想としては当初の業績予想通りといたしました。経常利益以下につきましては、第2四半期累計期間の影響を織り込んだことに加え、金利上昇局面での厳しい環境下にあることを踏まえ、年間経常利益の業績予想を106百万円(当初予想から+3百万円)、同親会社株主に帰属する当期純利益を100百万(当初予想から+13百万円)とし、いずれも増益の上方修正いたしました。4年前にスタートした構造改革が順調に進み、8期連続の赤字から、3期連続で100百万円レベルの経常黒字を確保できるところにまで回復いたしました。今後さらに、大型テナント誘致により増加したお客様層に向けた百貨店としての売場作りをはじめ、横須賀店空き区画へのテナント誘致などによる利益拡大策を確実に実施し、更なる業績向上を目指してまいります。

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