東京株式(前引け)=急反騰、買い戻しで一時2000円超える上昇

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市況

 8日前引けの日経平均株価は前営業日比1894円08銭高の3万3030円66銭と大幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は12億5624万株、売買代金概算は2兆5973億円。値上がり銘柄数は1625、対して値下がり銘柄数は8、変わらずは4銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスクオフの巻き戻し局面に移行、日経平均株価は急反騰に転じた。一時は2000円を超える上昇で前日の下げ分の8割近くを取り返す格好となった。前日の米国株市場ではNYダウは乱高下の後、結局3日続落で引けたが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながら反発したことから、投資家の過度な不安心理が後退した。前日とは真逆の展開でプライム市場の99%を超える銘柄が上昇している。売買代金上位100銘柄のうち、マイナス圏で引けたのはわずか1銘柄にとどまっている。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売買代金トップで前日の下げ分を丸ごと取り戻す大幅高。わずかの差で売買代金2位となった三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>なども急反騰。ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>なども急速に切り返している。トヨタ自動車<7203.T>が高く、ソフトバンクグループ<9984.T>も大きく戻した。ファーストリテイリング<9983.T>も高い。フジクラ<5803.T>はストップ高でカイ気配に張り付いている。半面、JR東日本<9020.T>が小幅ながらマイナス圏で引け、参天製薬<4536.T>も軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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