話題株ピックアップ【夕刊】(3):メディ一光G、マルマエ、エスクロAJ
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■メディカル一光グループ <3353> 2,200円 +80 円 (+3.8%) 本日終値 メディカル一光グループ<3353>が急反発。前週末4日の取引終了後に発表した26年2月期連結業績見通しで、売上高525億円(前期比8.5%増)、営業利益19億5000万円(同15.2%増)、純利益12億5000万円(同10.3%増)と2ケタ増益を見込み、年間配当予想を前期比55円増の120円としたことが好感された。前期に実施したM&Aの効果の最大化を図ることで、事業の拡大を図る。なお、25年2月期決算は、売上高483億9300万円(前の期比21.3%増)、営業利益16億9200万円(同8.5%増)、純利益11億3300万円(同9.0%増)だった。同時に28年2月期までに売上高600億円、営業利益25億円を目指すとしたことも好材料視された。積極的なM&Aによるトップラインの引き上げや統合効果の早期発現、調剤薬局の新規店舗及び介護施設の開設などに取り組むとしている。このほか、自社株30万株(発行済み株数の7.37%)を4月30日付で消却すると発表している。 ■マルマエ <6264> 899円 -251 円 (-21.8%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ マルマエ<6264>が大幅安で3日続落。前週末4日の取引終了後に発表した2月中間期単独決算は、売上高39億1100万円(前年同期比91.7%増)、営業利益9億5200万円(前年同期7800万円の赤字)、最終利益6億6400万円(同1億100万円の赤字)と大幅黒字転換したものの、地合い悪のなか特に半導体関連株の下落もあって、売りが優勢となった。半導体分野停滞の原因となっていた顧客の過剰在庫の解消傾向が出始めたことで、消耗品の受注が急回復したほか、新規顧客からの受注も順調に推移した。また、FPD分野では有機ELディスプレー向けが好調に推移。材料費や外注加工費なども増加したが、それらを吸収し大幅黒字転換した。なお、25年8月期通期業績予想は、売上高76億円(前期比60.0%増)、営業利益16億円(同10.2倍)、最終利益10億6500万円(同56.1倍)の従来見通しを据え置いている。 ■エスクロAJ <6093> 117円 -21 円 (-15.2%) 本日終値 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>が急落。前週末4日の取引終了後に発表した26年2月期連結業績予想で、営業利益を4億7700万円(前期比1.0%減)と減益を見込むことが嫌気された。金融ソリューション事業における新規クライアントの収益貢献などがあり、売上高は54億3500万円(同14.6%増)を見込むものの、引き続き人的資本投資や事業投資を継続することが利益を圧迫する。なお、25年2月期決算は売上高47億4100万円(前の期比14.6%増)、営業利益4億8200万円(同5.8%増)だった。 ■ジオコード <7357> 515円 -75 円 (-12.7%) 本日終値 ジオコード<7357>が急落。地合い悪に加えて、前週末4日の取引終了後に集計中の25年2月期単独業績の計画下振れ着地を発表したことが嫌気された。売上高が従来予想の17億1500万円から15億8200万円(前の期比4.1%増)へ、営業損益が4000万円の黒字から2500万円の赤字(前の期500万円の赤字)、最終利益が3000万円から1600万円(前の期比14.3%増)へ下振れたようだ。オーガニックマーケティングの新規受注が第4四半期においても伸び悩んだことが要因としている。 ■日本色材工業研究所 <4920> 898円 -130 円 (-12.7%) 本日終値 日本色材工業研究所<4920>が急落し年初来安値を更新した。地合い悪に加えて、前週末4日の取引終了後に集計中の25年2月期連結業績の計画下振れ着地を発表したことが嫌気された。売上高が従来予想の178億2100万円から176億3200万円(前の期比17.2%増)へ、営業利益が5億9300万円から4億8900万円(同10.9%増)へ、純利益が2億3000万円から2億1600万円(同45.7%減)へ下振れたようだ。国内・海外の化粧品メーカーからの受注が上期に大きく回復した後、下期には沈静化したことや、一部資材の納入が遅延したことから売上高が計画を下回ったことに加えて、フランス子会社で化粧品受注の回復ペースが鈍化したことなどが響いた。 ■岡野バルブ製造 <6492> 4,200円 -565 円 (-11.9%) 本日終値 岡野バルブ製造<6492>が続急落し年初来安値を更新した。前週末4日の取引終了後に発表した25年9月期第1四半期(24年12月~25年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比8.2%減の14億4200万円、最終利益が同43.2%減の1億3700万円だった。減収減益で着地したことが株価の重荷となったようだ。バルブ製造部門では東海第2発電所向けの特定重大事故等対処施設用弁や東扇島火力発電所向けの弁部品のほか、海外向けの販売に注力したが、減収となった。メンテナンス部門は福島第1原子力発電所における廃炉関連工事に加え、柏崎刈羽原発6号機の点検工事などの売り上げを計上。前年同期並みの売上高となった。 ●ストップ高銘柄 VIXETF <318A> 1,497.5円 +300 円 (+25.1%) ストップ高 本日終値 iFナ百Wベ <2870> 27,160円 +5,000 円 (+22.6%) ストップ高 本日終値 ジャニス工業 <5342> 465円 +80 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値 J4百ベア2 <1469> 751.6円 +100 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値 iF4百Wベ <1466> 783円 +100 円 (+14.6%) ストップ高 本日終値 以上、5銘柄 ●ストップ安銘柄 日本オーエー研究所 <5241> 1,011円 -300 円 (-22.9%) ストップ安 本日終値 ニューラルグループ <4056> 550円 -150 円 (-21.4%) ストップ安 本日終値 グラファイトデザイン <7847> 563円 -150 円 (-21.0%) ストップ安 本日終値 iFナ百Wブ <2869> 27,850円 -7,000 円 (-20.1%) ストップ安 本日終値 ReYuu Japan <9425> 461円 -100 円 (-17.8%) ストップ安 本日終値 など、39銘柄 株探ニュース